ごぼうは、1年を通してスーパーなどで買う
ことが出来るメジャーな野菜ですよね。
食物繊維が豊富なのは、とても有名ですが、
ごぼうに含まれる成分は、
健康にも、ダイエットにも良いと話題です。
今回は気軽に、ごぼうを食べられる漬物の
作り方をご紹介します!
ごぼうって、どんな野菜?
ごぼうって、当たり前に食べていますが、
普段食べているのは、ごぼうの根の部分だと
いうことは知っていましたか?
スーパーで販売されているものは、根の部分
だけなので、普段目にすることはありませんが、
ごぼうにも葉もあり、花も咲かせます。
ちなみに、ごぼうの花は紫色で棘に覆われてい
てウニに似ているのですよ。
ごぼうは、古くから漢方として中国や朝鮮で
用いられていました。
日本も同じように最初は、ごぼうを漢方として
使っていましたが、その後に食用として栽培を
始め、日本が初めて食用のごぼうを栽培したと
言われています。
今は、中国や朝鮮でも、ごぼうを食用として
栽培し食べるようになりましたが、日本が、
中国や朝鮮に食用のごぼうの存在を伝えたと
言われています!
ごぼうは、日本では青森県で多くのごぼうが
栽培されていて、旬は秋冬になります。
ごぼうの栄養は?
ご存知だと思いますが、ごぼうには食物繊維
が豊富に含まれています。
食物繊維は、便秘解消に良いというのは有名
な話ですよね。不溶性食物繊維リグニンとい
う成分が、腸内で大活躍してくれる性質があり、
リグニンが、腸内にある水分を吸収して膨ら
むことで便秘の予防や改善としての効果を発
揮してくれます。
そんなリグニンは、腸内にあるガンの原因に
なってしまう発ガン性物質も吸着排出してく
れるので、大腸ガンの予防にもなります。
また、発ガン性物質だけに限らず、体内に
ある他の有害物質も吸着してくれるので、
命に関わってしまう動脈硬化や脳梗塞など
の予防にも効果があります。
他には、リグニンとよく似た性質を持った
成分にイヌリンという成分があります。
そのイヌリンは、リグニンと同じように吸着
して体外に排出してくれる作用がありますが、
イヌリンは、血糖値やコレステロールなどを
特に吸着する性質があり、イヌリンがダイ
エットなど生活習慣病などにも良いと注目さ
れています。
イヌリンも食物繊維なので、食物繊維を積極
的に摂取して血糖値を抑えたい糖尿病の方や
コレステロールを下げてくれる効果があるの
で、肥満の方にも、おすすめです。
イヌリンが多く含まれたサプリメントも販売
されている程、話題の成分なので、ごぼうを
積極的に食事に取り入れることで健康的に
痩せることが出来ますね!
ごぼうの漬物を作ってみよう!
ごぼうは健康に良い栄養がとても豊富なので、
毎日の食事に取り入れて積極に食べられるよ
うに工夫すると良いですよ。
そんなときにおすすめなのが、手軽に作るこ
とが出来る、ごぼうの酢漬けです。
簡単に作ることが出来るので作ってみてくだ
さいね。
<材料>
ごぼう | 1本 |
お酢 | 大さじ2 |
しょうゆ | 大さじ2 |
味の素 | 少々 |
<作り方>
- まず、ごぼうは洗って皮を剥きましょう。
皮の剥き方は、
普通に包丁やピーラーで皮を剥いてしまうと、
皮と身の間にある旨みを捨ててしまってもったい
ないので、
包丁の背を使ってこそげ取るか、タワシを使って
こそげ取りましょう。
- ごぼうは、5cmくらいの長さに切って、
更に食べやすい大きさに切って、水につけ
てアクを抜きましょう。
アク抜きは5分から10分で十分です。 - アクを抜いている間に、タレを作っておき
ましょう。タレは、お酢、しょうゆ、味の
素を分量通り混ぜておくだけです。 - アクが抜けたら、鍋にお湯を沸かしごぼう
を2分茹でます。 - 茹でたごぼうは、キッチンペーパーなどで
水気を取って、冷めないうちに先ほど作って
おいたタレに漬けて、30分置いたら完成です。
タレが冷めたら冷蔵庫に入れてくださいね。
ごぼうの漬物の保存方法と期間は?
ごぼうの漬物は、必ず冷蔵庫で保存するように
しましょう。美味しく食べられる期間は、1週
間が目安です。
漬かり過ぎると、味が変わって酸っぱくなるこ
とがあります。簡単に作れるので、必要な分だけ
作って食べることをおすすめします!
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