みなさん、ミョウバンってご存知ですか？
ミョウバンは、市販のパン、お漬物によく
使われている身近なものです。
今回は、そのミョウバンを使って、美味しい
漬物の作り方を紹介したいと思います。
また、気になる保存方法や期間についても、
参考にしてみてくださいね。
ミョウバンって何？
ミョウバンってなんか聞いたことあるような
気がするけど、でも、何かは分からないとい
う方が多いのではないでしょうか。
ミョウバンとは何か、簡単に説明すると
ミョウバンは食品添加物の一種です。
硫酸カリウムアルミニウムの白い結晶部分の
ことをミョウバンといいます。
ミョウバンで漬物を漬けるとどうなるの？
- ミョウバンを入れて漬物を作ったら味が良く
なったりするわけではありません。 - 漬物を作るにあたっての、ミョウバンの役割
は見た目をよくするために使います。
ナスの漬物を自分で漬けたことのある人は、こんな経験したことがありませんか？
例えば、
自分でナスの漬物を作るとしますよね。
完成してみると、ナスの綺麗な紫色が漬けた
ら、くすんだ茶色になってしまいます。
・ あれ？お店で売っているものは、綺麗な紫な
のにどうして、自分で漬けると色がくすんでしまうのだろう？【疑問その2】
・お店で売っているものと何が違うのだろう？
そこで使うのが、見た目に効果
を発揮するミョウバンなのです。
お店で売られているのとは色が違い、
自分で漬けると不味そうに見えてしまうのは、
お店で売られている漬物には、ミョウバンが
入っているからです。
ミョウバンは発色をよくする効果があるので、
ミョウバンを入れることで見た目もよくなり、
とても美味しそうになります。
居酒屋などの漬物も発色がいいのは、
ミョウバンが入っているからなので、見た目
にも綺麗な漬物を、自分で漬けようと思った
ら、ミョウバンを入れてみると、鮮やかな色
の漬物を漬けることが出来ますよ。
ミョウバンは、どこで買えるの？
ミョウバンは、水ミョウバンというものと
焼きミョウバンという２種類あります。
焼きミョウバンは、水ミョウバンを加熱処理
したもので、焼きミョウバンの方がスーパー
などで販売されていることが多いです。
ミョウバンは、漬物に使うことが多いので、
漬物が売っている場所に一緒に陳列されてい
ることが多く、値段も安く、だいたい１００
円以下で買うことが出来ます。
普段はあまりミョウバンを気にしたことはな
いと思いますが、スーパーに行ったら探して
みてくださいね。
ミョウバンで漬物を漬ける
ミョウバンを使って一番綺麗に色が出るナスを
漬ける方法をお教えします。
簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。
[必要なもの]
・ナス５００グラムに対して使うミョウバンは、
約１グラムなので、もっと少ない量の漬物を
漬けるときは、ミョウバンは本当に少量で大
丈夫です。
・塩は１５グラム。
・水は２５０ｃｃ用意してください。
[作り方]
- ナスを水洗いしして、ヘタを切り落してお
きます。 - 分量を量った塩とミョウバンを、ナスに擦
りこんでタッパーなどに入れます。
重しが必要なので、漬物専用の容器があると
いいですが、ない場合は、小さ目のタッパー
などにナスをギュウギュウに詰めても重しの
ような役割をしてくれるので、このやり方も
オススメですよ。
- １時間半ほど、常温のまま放置したあと、
２５０ｃｃの水を入れて一晩冷蔵庫で漬ける
と、ミョウバンを使ったナスの漬物の完成です！
ミョウバンで作った漬物の保存方法と期間は？
ミョウバンを使って漬物を漬けても、
他の漬物と賞味期限は同程度です。
長く保存出来ても、１～２日くらいで、
とても短いです。
漬物全般は、賞味期限が非常に短く、漬ける
のも簡単なので出来れば食べる分だけ漬けて
食べるようにするのがオススメですが、
一度にたくさん漬けたときは、汁も一緒に
ジップロックなどの保存容器に入れると、
汁が漬物と空気を直接触れないようにしてく
れるので、捨ててしまわずに、一緒に入れて
冷蔵庫で保存するようにしましょう。
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