シャキシャキの食感が癖になる、みょうが。
普段みょうがをメインに使った料理って
あまりないですよね。
そんな脇役のみょうがですが、
栄養豊富なのを知っていましたか?
今回は、簡単に作ることが出来る、
みょうがの漬物の作り方をご紹介します!
みょうがって、どんな野菜?
みょうがは、5cm程度の赤紫をした野菜で、
普段みょうがとして売られていて食べている
部分は、みょうがの花のつぼみです。
旬は、6月から10月ですが、ハウス栽培さ
れているので、1年を通してスーパーで買う
ことが出来るメジャーな野菜です。
みょうがは、漢字で茗荷と書きます。
種類としては、ショウガ科ショウガ属なので、
ショウガの仲間になります。
みょうがは、シャキシャキとした食感が癖に
なりますよね。味を引き立てるために香味野
菜として使われることも多いですが、
みょうがは、食用として栽培され食べている
のは、日本人だけと言われています。
元々の原産地は東南アジアで、中国でも自生
し栽培されていますが、中国は、みょうがを
食用ではなく漢方として使用しているので、
みょうがを食べているのは日本人だけと言わ
れているようです。
みょうがを食べすぎるとバカになる?
みょうがは食べすぎてしまうとバカになる、
という言い伝えがあるのをご存知ですか?
この言い伝えは、釈迦の弟子の一人で周梨槃特
(すりばんどく)という人物がいて、自分の名前
すら忘れてしまうほど物忘れが激しかった
周梨槃特のお墓に生えていた草が、みょうが
だったことから、名を荷って亡くなった周梨槃
特にちなみ、茗荷(みょうが)と名付けたと言わ
れています。
なので、いくらみょうがをたくさん食べても
バカにはならないので、安心してみょうがを
食べてくださいね!
みょうがの栄養って?
みょうがには、
ビタミンがとても豊富に含まれています。
ビタミンCには、抗酸化作用があるので、活性
酵素が増えすぎて血管などを傷付け、動脈硬化
や生活習慣病を引き起こさないように予防して
くれる効果があります。
ビタミンB1は、糖の代謝を高めてくれる作用
があります。特に炭水化物と相性が良いので、
炭水化物を食べすぎたり、ダイエットを意識し
ている方には欠かせない栄養です。
ビタミンB2は、細胞を活発にしてくれる作用
があります。皮膚や粘膜の健康維持にも欠かす
ことの出来ない成分で、糖質や脂質をエネルギー
に変えるなどの役割があるため、エネルギーを
多く消費する人ほど、ビタミンB2は多く摂取
する必要があります。
最近注目されているのが、
みょうがに含まれているカリウムの存在です。
カリウムは、体内にある余分な塩分を排出して
くれる作用があるので、高血圧に大きな効果が
あります。
日本人は塩分過多の食事が多いので、カリウム
は積極的に摂ると良いとされています。
みょうがを使った漬物の作り方は?
みょうがを毎日の食事で摂ろうと思うと、
結構大変なことです。そんなときに、簡単に
作ることが出来るのが、みょうがの漬物です!
パパッと作ってしまえば、数日は食べることが
出来るので、おすすめです。
今回は、簡単に作ることが出来る、みょうがの
りんご酢漬けの作り方をご紹介します。
材料は、4人分になります。
材料 | 分量 |
みょうが | 12本 |
砂糖 | 少し |
りんご酢 | 適量 |
- みょうがは、軽く洗って縦に四等分になる
ように切ります。 - 保存容器に、りんご酢と砂糖、切ったみょうが
を入れて一晩冷蔵庫で漬けて完成です。
りんご酢には甘味がないので、今回は砂糖を
入れていますが、砂糖を入れたくない方は、
りんご酢だけで漬けても十分ですし、
りんご酢がないときは、普通のお酢と砂糖で
漬けても美味しく漬けることが出来ますよ。
お酢に漬けることで、みょうがの色が鮮やか
になり、見た目にも美味しい、みょうがの
りんご酢漬けが出来ます!
みょうがの漬物の保存方法と期間は?
みょうがの漬物は、
必ず冷蔵庫で保存してくださいね。
保存期間は、市販の漬物と違い保存料を入れて
いないので、体には良いですが、保存期間が短
いので3日以内で食べるようにしましょう。
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