ピーマンって、1年中スーパーで買うことが
出来る野菜ですが、みなさんは、ピーマンの
漬物って、作ったことありますか?
ピーマンを漬物に?と思うかもしれませんが、
意外にも美味しいんですよ。今回は、ピーマ
ンの漬物の作り方など、ご紹介します!
ピーマンって?
ピーマンは、唐辛子属なので、唐辛子や見た
目がそっくりなパプリカ同じ種類の野菜です。
日本でピーマンと言えば、
緑色のピーマンを思い浮かべる方が多いと思
いますが、カラーピーマンと言った、緑色だ
けではないピーマンもピーマンで、
ピーマンという名前ではないものの、パプリ
カもピーマンの仲間なので、どこまでがピー
マンなのか、どこからがパプリカなのか、
とても曖昧ですよね。
同じ種類なので、細かな違いというのが難し
く、生産者の方が、パプリカと言って販売す
ればパプリカになり、ピーマンと言って販売
すればピーマンとなり、境界線はとても曖昧
なものなのだそうです。
見分ける方法のひとつとして
ピーマンは細長いタイプの種類が多いですが、
パプリカが丸くコロコロとしているものが多
いので、カラーピーマンとパプリカは、形で
見分けると良いかもしれませんね!
パプリカは、ピーマンに比べて肉厚なのも、
違いの一つです。
また、ピーマンの生産は、茨城県がダントツ
で、次いで宮崎県、鹿児島県が多く、ピーマン
は1年中見る野菜ですが、6月から9月が旬
とされています。
ピーマンの知られざる栄養
ピーマンには、ビタミンCが豊富とされてい
ます。ただ、緑色のピーマンよりも、カラー
ピーマンの赤色ピーマンとオレンジピーマン
には、
特に多く含まれていて、美肌やアンチエイジ
ングなど、女性におすすめですよ。
肌のケアだけじゃなく、ビタミンCは風邪予
防にもなるので、これからの寒い季節には、
体調管理に食事に積極的に取り入れるのも良
いですよ。
オレンジピーマンは
カロテンという癌予防にも効果を発揮する
成分も多く含んでいて、カロテンは、体内で
ビタミンAに変化する特徴があり、
肌荒れなどを改善したり、美肌の維持や、眼
病予防、肺などの呼吸器系の維持や守る作用
があると言われています。
緑のピーマンには
他にも、ピーマンの緑色の色素には、クロロ
フィルという成分があり、血管内に中性脂肪
がたまってしまうのを予防する効果があるので、
コレステロール値を抑える作用が期待出来ます。
ピーマンの緑色にも、体に良い効果がありま
すが、実は香りにも成分があり、ピラジンと
いう栄養が含まれているのですよ。
血管内で血栓が出来てしまうことで、心筋梗
塞や脳梗塞といった命に関わる病気をピーマ
ンの香りに含まれるピラジンという成分が血
液をサラサラにする効果があるので、血管内
に出来てしまう血栓予防にとても有効だと言
われています。
ピーマンで漬物を作ってみよう
体にとても良い栄養が豊富なピーマンを日頃
から食事に積極的に摂りたいですよね。
そんな時には、誰でも簡単に手軽に作ること
が出来る、ピーマンの漬物がおすすめです。
とても簡単に作ることが出来るので、ぜひ作って
食べてみてくださいね。今回使うのは、ピーマン
6個ですが、必要な分量を調整して作ってみてく
ださい。
<作り方>
- ピーマンは、洗って縦に切ったら、種やワタ
は取り除いておきます。 - 次に、ピーマンを2mmの千切りに切ります。
このとき、ピーマンは細く切ると苦味が和ら
ぐので、苦味が苦手な方や、お子さんが食べ
るときは、細く切ると良いですよ。
- 適量の塩をボールに入れて塩水を作っておき、
そこにピーマンを入れて5分程置きます。 - 5分経ったら、ピーマンを水洗いして、水気
を取ります。 - ピーマンを容器に入れて、塩昆布をお好きな
量ピーマンとあえたら完成です。
保存方法と期間は?
保存方法は、冷蔵庫で保存するようにしましょう。
保存期間は、長くても2日程。
気軽に簡単に作れますし、作ってすぐに食べる
ことが出来るので、長期保存はせずに食べたい
時に食べたい分だけ作るようにしてください。
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