最近はスーパーでも見かけるようになってき
た、紫玉ねぎ。眼病予防、血液サラサラなど、
体に良い栄養が豊富に含まれています!
今回は、紫玉ねぎの漬物を超簡単に作る方法
をご紹介します!
紫玉ねぎって、どんな野菜?
紫玉ねぎは、赤玉ねぎやレッドオニオンとも
言われている玉ねぎで、表面や皮も赤紫色を
しています。
身も皮と同じように赤紫色をしているのかな?
と思いますよね。実は、身は普通の玉ねぎと
同じで白いんですよ。
紫玉ねぎを半分に切ってみると、断面は紫と
白の綺麗な層になっています。
紫玉ねぎは、
いくつか品種があるのですが、どの紫玉ねぎ
も共通して、普通の玉ねぎに比べて水分が多
く、玉ねぎ独特の辛味や刺激が少ないので、
生のままスライスしてサラダに入れて食べ
られることが多いです。
紫玉ねぎの栄養って?
紫玉ねぎの特徴である赤紫色。
実は、アントシアニンという成分の色です。
アントシアニンは、目に良い効果をもたらす
と有名なブルーベリーにも含まれている成分
なので、紫玉ねぎのアントシアニンも、目に
とても良い効果があります。
アントシアニンは、かすみ目や疲れ目などに
作用があるのはもちろんですが、老化と共に
気になる、白内障や緑内障などの眼病予防に
も効果があります!
白内障や緑内障は、
簡単に治る病気ではないので、日頃からアン
トシアニンを意識して摂取すると発症リスク
の軽減になりますよ。
意外にも、花粉症にもアントシアニンは大活躍!
眼病予防以外にも、アントシアニンは
体に良い成分が含まれています。
花粉症は、花粉が体内に侵入したときに、
ヒスタミンという成分が過剰に分泌され、
鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどの花粉症
の症状が出るのですが、
アントシアニンは、ヒスタミンの分泌を制御
する効果が非常に高いと言われています。
アントシアニンは活性酵素を体内で増えるのも抑止する
活性酵素という言葉を知っていますか?
活性酵素とは
体を動かすためのエネルギーを作るには酵素
が必要不可欠なのですが、その酵素の一部が
酸化力のとても強い活性酵素に変化しています。
酵素は体に良い一方、活性酵素は増えすぎて
しまうと体に害を及ぼします。
血管や細胞を傷付けたり、体を内側から酸化
させてしまい、結果として、動脈硬化や心筋
梗塞などの心疾患などの重大疾病を引き起こ
すのを防ぐ効果があるのがアントシアニンです。
その他の効果
硫化アリルという普通の玉ねぎにも含まれて
いる成分には、血液をサラサラにしてくれる
効果があります。
玉ねぎを切ったときに涙が止まらなくなるこ
とがありますよね。
実は、硫化アリルは催涙成分で出来ていて、
玉ねぎを切ったときに硫化アリルが空気中で
気化することで、目や鼻を刺激し、涙や鼻水
を出させます。
玉ねぎ独特の辛味や刺激は、硫化アリルが含
まれているためです。
玉ねぎは、サラダなどで食べるときにスライ
スして水にさらす人も多いと思いますが、
硫化アリルは、水溶性なので水につけてしま
うと成分が水に流れてしまいます。
血液サラサラの効果を得たい場合は、
水につけずに食べると効率良く効果が得られ
ますよ。
紫玉ねぎを使った漬物の作り方は?
今回は、誰でも簡単に作ることが出来る、
紫玉ねぎを使った酢漬けをご紹介します!
【材料】
紫玉ねぎ | 2個 |
お酢 | 120cc |
砂糖 | 大さじ2 |
塩 | 少々 |
<作り方>
- 紫玉ねぎは、皮を剥き根を切り取って、
スライサーでスライスにします。 - 保存容器に、お酢、砂糖、塩を分量通りに
入れて混ぜます。 - 漬け液の入った保存容器にスライスした
紫玉ねぎを入れて1日冷蔵庫で寝かせ完成!
とても簡単に紫玉ねぎの酢漬けを作ることが
出来ますよ。お酢を入れることで紫玉ねぎの
色が更に鮮やかになります!
そのまま食べたり、サラダに入れたりすること
で万能に食べることが出来ますよ。
紫玉ねぎを使った漬物の保存方法や期間は?
紫玉ねぎを使った漬物は、
必ず冷蔵庫で保存するようにしましょう。
美味しく食べられる期間は、約1週間です。
とても簡単に作れるので、
食べる度に作っても良いと思いますよ。
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