昆布は、ダシを取るために使うことが多いで
すが、昆布には、生活習慣病などを予防改善
してくれる栄養が豊富に含まれています。
ダシだけじゃなく、栄養豊富な昆布の漬物を
食べて健康な体を目指しましょう!
簡単に作れる
昆布の漬物の作り方をご紹介します!
昆布って、何?
日本人の多くが昆布とワカメは同じものだと
思っている人や、昆布とワカメの違いを説明
することが出来ない人が多いようですが、
海の比較的浅い場所で育つ昆布は
昆布科昆布属に属する海藻の仲間です。
昆布とワカメは、同じ海藻であることは
一緒ですが、ワカメはアイヌワカメ科に属
していて、種類がそもそも違う海藻なのです。
種類も違うので昆布とワカメでは、言われて
みれば調理方法も全然違いますよね。
ワカメは、簡単に調理して食べることが
主ですが、昆布の多くは、ダシを取るため
に使うことが多いです。
昆布はどこで採れるの?
昆布は、日本での生産は北海道で採取されて
いる量がとても多く、その量は、日本全体の
約95%もあります。
次いで、青森県や岩手県、宮城県など、東北
の三陸地方で採取されている量は約5%です。
北海道で摂取されている昆布の量が、どれだけ
多いか良く分かりますよね。昆布の種類は、
日本だけで14属45種類もあります。
昆布の栄養って?
昆布には、ミネラルという栄養がとても豊富
に含まれています。
昆布に含まれているミネラルは、牛乳の
約24倍とも言われていて、そのミネラルは、
人間が生きるために欠かすことの出来ない重
要な栄養になります。
人間の生命を維持するために必要な5大栄養素を知っていますか?
その5大栄養素に、ミネラルも含まれています。
ミネラルは、体を動かせるように維持や調整を
してくれる役割があるので、人間が生きるにあ
たって必要な根本的な重大栄養素です。
ミネラルが足りなくなると欠乏症になってしま
うので、常に一定のミネラルは昆布などで効率
よく摂取出来るように食事を工夫したいですよね。
今、注目されている昆布の成分「フコキサンチン」とは
コフキサンチンは、野菜にも含まれているので
すが、特に多く含まれているのが、昆布やワカ
メなど海藻類だと言われています。
コフキサンチンには、抗酸化作用があり、
- 脳梗塞
- 血管が詰まってしまう動脈硬化
- 心筋梗塞などの心疾患
などの予防に効果があると言われています。
コフキサンチンには、中高年になると気になる
メタボを改善してくれる効果や、糖の代謝を
活発にしてくれたり、血糖値をコントロール
してくれる作用があることがさまざまな研究で
分かっていて、糖尿病の予防にもなりますよ。
昆布で漬物を作ってみよう
体に良い栄養がとても豊富な昆布を使って
漬物を作ってみましょう。
大根などの野菜に昆布を少し入れる漬物もあり
ますが、今回は、昆布をメインに使った漬物を
ご紹介します!
<材料>
昆布50cmくらい | 3枚 |
和風だし | 大さじ1 |
塩 | 小さじ2 |
はちみつ | 大さじ1 |
お酢 | 200cc |
<作り方>
- 昆布は作業しやすい適当な大きさに切って、
少しぬるめのお湯に20分戻します。 - その間に、漬けるために必要な液を作りま
しょう。お酢、和風だし、塩、はちみつを
入れて、ぬるま湯150ccを入れて、
よく混ぜて溶かしておきましょう。 - 戻しておいた昆布は、
だいたい2cm×5cmの大きさに切ります。 - 2で作った液と切った昆布を保存容器に入れ
て一晩漬けて完成です。
Let's play arrange!
甘いのが好きな方やお子さんが食べるときは、
はちみつを多めに入れたり、
酸っぱいくらいが好きな方はお酢を多めに
入れるなどして、ご家庭で作るときは分量を
調節して作ってみてくださいね!
昆布の漬物の保存方法と期間は?
昆布の漬物の保存するときは、必ず冷蔵庫に
入れるようにしてください。
保存容器を熱湯殺菌して使用すれば、2週間
程は美味しく食べることが出来ます。
たくさん作って保存しておくと便利ですよ。
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