初夏の代表的なイベントと言えば
笹に願いを込めて飾り付けをする七夕です。
七夕の歴史は意外に長く、奈良時代に中国
から伝わったとされ裁縫の上達を願う行事
として始まったそうです。
七夕伝説のお話に出て来る織姫(おりひめ)
も織物を生業としていることから、行事と
お話がうまくリンクしていると言えますよね。
そんな七夕には色んな飾り付けがあり、
手作りで作れるものもたくさんあります。
今回は、七夕に飾る色んな飾り付けの作り方を
一挙に紹介していきます。
笹竹を用意する
七夕の飾り付けには笹が欠かせませんよね。
本物の笹竹はなかなか手に入りませんが、
人工の笹竹はネット通販でも簡単に購入
できます。
安いもので数百円から高いもので一万円を
超えるものもありますが、
七夕のように一時的に使うものであれば安価
なものでも大丈夫でしょう。
どうしても本物の笹がほしいという方は
知り合いに頼むか花屋でも購入できるようです
が、保存方法が非常に難しく根っこを切ると
たちまち枯れてしまいます。
数日間飾りを楽しみたいのであれば
人工の笹竹がおすすめです。
七夕飾りを作る
七夕には色んな飾り付けがありますよね。
短冊から始まり天の川や鶴など色あざやかな
飾りを付けることが七夕の醍醐味となって
いますが、中には飾り自体に願いや意味が込
められているのもあります。
以下の記事ではそれぞれの作り方を詳しく
紹介していので、ぜひ参考にしてみてください。
飾りで使う天の川の作り方
七夕の主役とも言える飾り付けの一つである
天の川は、はさみで入れる切れ込みの間隔が
重要なポイントと言えます。
切れ込みを入れてから
紙を広げる際に注意が必要です。
天の川作るポイントは
以下の記事を参考にしてみてください。
「七夕飾りに使う天の川を作りたい方必見!!作り方を紹介!!」
飾りで使うくす玉の作り方
くす玉はお祭りなどでも
象徴的なオブジェとして、飾れることが多いです。
こちらで紹介しているくす玉は六つのダリアを
作って糊で貼っていく方法です。
カラフルに仕上げるために、
なるべく色あざやかな折り紙を選ぶようにします。
ダリアの花から作るポイントをまとめたもの
が下記の記事に記載されています。
参考にしてみてくださいね。
飾りで使う投網の作り方
投網はもともと豊漁を願う象徴とされて
いましたが、現代では家族の豊かさを願う
飾りとして、七夕では定番になっています。
天の川と同様に細かい切れ込みを入れていく
ので、破らないように広げることが重要な
ポイントになります。
また投網は、四角形と三角形の作り方がある
ので以下の記事を参考にしてみてください。
飾りで使う短冊の作り方
短冊は飾りの中で一番七夕をイメージしやすい
飾りでもあるので定番と言えます。
短冊の作り方自体はシンプルなので、すこし
工夫を加えた作り方を覚えるのが良いでしょう。
こちらの記事では紐をつける部分に折り返しの
ついた短冊を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
飾りで使う織姫と彦星の作り方
織姫と彦星は七夕伝説の主役です。
織姫と彦星の作り方は、
頭の部分の違いがポイントになります。
こちらの記事を参考にマスターしてみましょう。
「七夕飾りに使う織姫と彦星の作り方は?手作り方法を紹介!! 」
飾りで使う巾着の作り方
巾着の飾りには
お金が貯まるよう願いが込められています。
折り紙で比較的簡単に作れる飾りなので、
以下の記事を参考に作ってみてくださいね。
両面カラーの折り紙で作ると一層きれいに
仕上がりますよ。
飾りに使う紙衣の作り方
紙衣は昔から身代わりの意味が込められて
いると言われています。
七夕の飾りにおいて紙衣は健康維持や裁縫上達
の願いが込められています。
襟の部分をきれいに折ることがポイントなの
で、以下の記事を参考にして挑戦してみてください。
飾りで使う折り鶴の作り方
折り鶴は日本の象徴とも言われ、色んな行事で
活躍します。七夕でも鶴をたくさん折ることで、
長寿や家族の健康を願うとされ飾ることが多いです。
鶴は折るのが難しいイメージがあるので
敬遠しがちですが、以下の記事を参考にして
挑戦してみてください。
何度か完成させれば楽しくなってきますよ。
飾りで使う吹き流しの作り方
吹き流しの長さは長生きをするよう願いが
込められていると言われています。
吹き流しを作る際は、色んな折り紙を使って
なるべく色鮮やかにする方が目立ちます。
以下の記事では取っ手付きの吹き流しの作り方
を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「七夕飾りに使う吹き流しの作り方は?手作り方法を紹介!! 」
飾りで使う提灯の作り方
提灯は昔から日本の行事ごとでは欠かせない
アイテムです。
提灯の作り方は切れ込みをバランスよく入れて
切断してしまわないようにすることがポイントです。
以下の記事を参考にしてマスターしましょう。
飾りで使う屑籠の作り方
屑篭には整理整頓や心の清潔さを願う意味が
込められていると言われています。
投網と少し似ている屑篭の作り方ですが、最後
に端同士を固定して袋状にする部分で違ってきます。
飾りで使う星飾りの作り方
星飾りは笹のてっぺんにつけるシンボル的な
飾りとして活躍します。
折り紙で作る星は、折り方が複雑ですが
以下の記事を参考にして何度か練習してみましょう。
飾りで使う笹の葉の作り方
笹の葉は七夕には欠かせないアイテムの一つです。
笹は単品で作るものと小さいものをいくつも
繋げて作る方法があるので、以下の記事を参考に
してマスターしましょう。
飾りで使う輪飾りの作り方
輪飾りは昔から馴染みの深い飾りです。
色とりどりの折り紙をバランスよく使って
笹をデコレーションしてあげましょう。
飾りで使う菱飾りの作り方
菱飾りは、なかなかスタイリッシュで
オシャレな飾りです。細かい作業が多いので
大人向きな部分もありますが、子供たちと
いっしょに丁寧に作っていきましょう。
以下の記事ではとても複雑な3Dの菱飾りも
紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
また飾り付けをバランス良くつけていかないと
笹が重さに耐えれなかったり、傾いてしまったり
する可能性があります。
軽い飾りをできるだけ笹の上部に付けるように
して、全体のバランスを考えながら楽しみましょう。
七夕の時期と片付け方法
基本的に七夕の時期は7月7日当日に飾り付け
をして、当日中に片付けるのが一般的とされて
います。
でも子供たちからすると
少しでも長く笹を飾っておきたいですよね。
片付けする日は7月7日と決まっていますが、
飾り始める日は7月1日としている方も多く
います。
なので早めに七夕準備をして本番当日の夜に
片付けをするのが良いかもしれません。
笹の処分方法は昔であれば川に流したり、
そのまま燃やしたりすることが多かったですが、
今では田舎以外でそういった光景は見られません。
人口の笹であれば物によって次の七夕に使える
こともあるので、保管しておくのも良いでしょう。