夏の最初のイベントである七夕の飾りで
お悩みでしょうか?
そんなお悩みの方の参考になればと
今回は七夕で飾る物のひとつである
巾着の作り方を紹介します。
七夕は、笹の葉に色んな飾りや願い事を
括り付けて笹をデコレーションしていきますが、
七夕で飾る物にはそれぞれ願いが込められて
いるのはご存知でしょうか?
七夕は短冊に書く願い事だけでなく、飾り付け
自体にも願いが込められていると言われています。
例えば、投網の飾りは豊漁を表すことから
豊かさを願う飾りであったり、くずかごの飾り
付けは整理整頓や清潔である願いが表されて
います。
では巾着の飾りにはどんな願いが込められて
いるかのか気になりますよね?
ですので、今回は巾着の作り方だけではなく
込められた願いも紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
七夕における巾着の意味
七夕の飾り付けには
色んな願いが込められています。
豊かになることや健康になる願いをはじめ
として、七夕の由来である裁縫上達の願い
など飾り付けそのものが願いの意味を持つ
という特徴があるんです。
その中でも巾着の飾りは金運を意味するもの
であり、お金がたくさん入ってくるように
願うことや節約が上手にできるようにと言う
想いが込められていると言われています。
ですので、巾着を飾る事は短冊にお金持ちに
なりますようにと書く事と同じ願いがある事
が分かりますよね。
金運を呼ぶ色は昔から黄色とされているのも
あり、巾着の色を黄色にすることが多いです。
中には本物の財布を笹に飾る場合もあるので、
たくさんの人が金運の願いを七夕に込めて
いる事が伺えますよね。
巾着の作り方
巾着の飾りは折り紙から作る事ができます
が、せっかく金運を呼ぶものなのでお金が
入ってきそうな色を選ぶのも重要です。
風水的にもお金を呼ぶ色は黄色とされている
ので、黄色い折り紙で巾着を作っていくのが
おすすめですよ。
その他でもだいだい色や紫色、思い切って
金色の折り紙で作っていくのも良いでしょう。
また通常の折り紙よりも両面カラーの折り紙
で折るとよりゴージャスに仕上がります。
① 巾着は、半分に折った状態から更に半分に
折って折り目を付ける部分が最初のポイント
です。
ここでズレてしまうと後の作業工程で大きな
ズレになってくるので、きっちり折るように
しましょう。
こちらの動画でも巾着の作り方を紹介して
いるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【七夕】飾りを作ろう#2 巾着(さいふ) Tanabata
② 次に2回目に付けた折り目に向かって左右
から内側に折り込みます。
この織り込んだ部分を少し広げて三角の袋を
作っていくんですが、ここで広げすぎてしまう
と折り紙が破れてしまうので、ゆっくり丁寧に
するようにしましょう。
最終的には横長でふちに折り目がついた袋に
なって完成します。
袋になっている横側にパンチで穴を開けて、
紐で吊って笹に飾りましょう。
本格派!巾着の作り方
次に紹介するのは本格的な巾着の作り方です。
折り紙一枚で作る巾着とは違い、雰囲気が
出やすい柄の紙と他の道具を使って一段と
ゴージャスな巾着を作ることができますよ。
折り紙だけで作るのが少し物足りないと思う方
は、一度挑戦してみても良いかもしれません。
まずは以下のものを用意します。
- セロハンテープ
- 両面テープ
- たこ糸(結ぶ)
- のり
- はさみ
① 最初に紙で巾着の型をとって片側にだけ
切れ込みを入れます。
② その切れ込みを入れた部分を内側へ少し重ねる
ようにした状態でノリ付けしましょう。
こちらの動画でも詳しく紹介されているので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
七夕 ~巾着 (きんちゃく) の作り方~ (仙台七夕Ver)
③ 二つのパーツができたら、その淵に小さくした
両面テープをいくつも貼っていきます。
④ 次に周りに貼るリボンを作っていきますが、
出来るだけ華やかな折り紙を選ぶようにしましょう。
リボンは1.5cm幅ぐらいに切ってから餃子を
作る要領で細かいヒダを作っていきます。
リボンは先ほどの両面テープに貼ってきますが、
はみ出る部分が均等になるようにするのがポイント
です。
⑤ 最後に切れ込みを入れていない方のパーツを
ヒダの裏側に貼ったら、セロハンテープで紐を
裏側に固定して完成します。
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