夏の最初のイベントと言えば何だと
思います?
七夕ですよね。
七夕は、ひこぼし様とおりひめ様が天の川を
跨いで年に一度だけ会える特別な日だという
話のもと、笹の葉に色んな飾りや願い事を
括り付けて笹をデコレーションしていきます。
そんな飾り付けの中で提灯があるのは
ご存知でしょうか?
七夕に提灯ってあまりイメージが湧きにくい
かもしれませんが、各地で行われいてる七夕
祭りなどの笹を見ると多くの場合に提灯が
飾られています。
七夕は短冊に書く願い事だけでなく、飾り付け
自体にも願いが込められていると言われている
ので言葉だけではないという事が伺えますよね。
例えば、投網の飾りは豊漁を表すことから
豊かさを願う飾りであったり、くずかごの飾り
付けは整理整頓や清潔である願いが表されて
います。
今回は色んな七夕の飾りがある中でも、ひときわ
明るさを出している提灯について紹介していきま
しょう。
提灯自体には、どのような願いが込められている
のか?手作り方法は?など詳しく説明していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
七夕における提灯の意味
提灯は昔から手に提げる灯として
多くの日本人に重宝されてきました。
今ではほとんど使うことはなくなりましたが、
お祭りや行事ごとには必ずと言って良いほど
提灯が飾られていますよね。
七夕においても提灯は心を明るくする願いや、
短冊に書かれている願い事がよく見えるように
飾られていると言われています。
実際に火を灯すわけではありませんが、
願い事を書いた短冊の近くに飾るのも良いかも
しれませんね。
提灯の作り方
七夕の提灯は
折り紙とはさみがあれば作る事ができます。
提灯の基本的な色は赤とされていますが、
緑提灯や青提灯も風情があって良いのではない
でしょうか。
出来るだけカラフルにしてあげた方が、
より短冊の願い事も目立つかもしれませんね。
① 提灯の作り方は、まず半分にして折り目をつけて
から一旦広げてから折り目に対して垂直方向に
折ってください。
こちらの動画でも詳しく紹介されているので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
折り紙 七夕飾り ちょうちん 折り方作り方
② 次に、1cmぐらいの折り目をつけます。
この折り目の部分が、提灯の上部と下部の
つなぎ目になるので、あまり細すぎると
破れやすくなってしまいます。
十分に糊付け出来るぐらいの幅を持たせる
ようにしましょう。
③ 最後は、ハサミで切れ込みを入れていきます。
均等に切った方がきれいに仕上がるので、
あらかじめ印を付けていっても良いかもしれません。
④ 切れ込みを入れたら広げて丸めれば、切れ込み
部分がちょうど真ん中に位置するようになる
ので伸び縮みする提灯が完成します。
提灯の作り方アレンジ版
提灯は上部と下部がしっかりと固定されている
イメージがありますよね?
折り紙の提灯では、もう少しリアルな提灯も
作る事が出来るので、ぜひ赤や金色の両面カラー
折り紙などを使って作ってみるのも良いでしょう。
もうちょっと、しっかりした感じの提灯を
作りたい方にはこちらがおすすめです。
① 先ずは横にした状態で折り目を付けてきます。
この状態での上下部分がすでに提灯の上下部分に
なるので、しっかりと折りましょう。
こちらの動画でも詳しく紹介しているので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
七夕飾り折り紙提灯の折り方作り方 伝承アレンジおりがみ Lantern origami
② 次に垂直方向で8等分の折り目を付けていきます。
そうすると上下で2×8のマスができるので、
半分に折って2×8のマス以外の部分に対して切れ
込みを入れていきましょう。
ここまで来れば、ほぼ完成です。
③ あとは丸めて糊付けすれば、なかなか立派な
提灯になりますよ。
日本人にとって提灯は
七夕だけでなく色んな場面で活躍します。
きれいな提灯を笹に飾れば、風情も出て
より神秘的でロマンチックな七夕になるのでは
ないでしょうか。
今年の夏は、
ぜひ提灯作りに挑戦してみてくださいね。
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