暑い夏が来る前の梅雨の終わりかけ頃にくる
ロマンチックなイベントと言えば七夕ですよね。
七夕は、ひこぼし様とおりひめ様が年に一回
しか会えない貴重な日として語り継がれてきた
お話を元に開かれる行事です。
笹の葉に色んな飾りや願い事を括り付けては、
星に願いを込める気持ちで笹をデコレーション
していきます。
木に飾り付けをしていく部分ではクリスマスと
同様ですが、七夕にはクリスマスにない風情や
神秘的な雰囲気があって、飾り付けていく時の
気持ちにも違いがありますよね。
今回はそんな飾り付けの中で笹の葉の作り方を
紹介していきます。
笹の葉は笹竹の葉で、七夕のコンセプトには
欠かせないイメージ材料の一つですよね。
どうして七夕には笹が使われるのか?も含めて
紹介していこうと思います。
笹竹を使う意味は?
七夕には笹竹と言われる小さな竹が使われます。
古来日本において笹は七夕が始まる前から
神聖なものとして扱われていました。
笹竹は、繁殖力が強くて根も太く、温度変化にも
強いことから生命力の強さを象徴するシンボル
として日本で崇められていたと言われています。
奈良時代に中国から伝わった七夕の行事は、
当時から神聖な行事とされてきたのもあって
七夕では笹竹が使われるようになりました。
笹の葉の作り方ver1
笹の葉は
小さな折り紙と糊で作ることができます。
葉っぱなので、小さめなものをたくさん作って
糊で貼り付けても飾りとしては可愛くなりますよ。
色は基本的に緑になりますが、笹に飾る時に
目立たせたい場合は黄色や赤系でも良いでしょう。
① 笹の折り方は最初に半分に折って三角の形を
作るところから始めます。
② 次にてっぺんの角を中心にして少しずらしながら
半分に折りましょう。
こちらの動画でも詳しく紹介しているので、
ぜひ参考にして見てくださいね。
簡単 おりがみ 七夕 ③ ささつづり tanabata
③ そうすると二つの三角形が重なるようになる
ので、左側の三角部分を右へ折ってしまいます。
④ 矢先のような形になったら左右の三角部分を
内側へ折り込みましょう。
⑤ 最終的に三つの三角形が出来上がれば完成です。
笹の葉の作り方ver2
こちらの笹の葉は先ほどに比べて少し大きめに
作りたい場合に向いています。
① まず最初に4×4の折り目を付けて、裏返した
状態で更に三角に折って折り目を付けましょう。
② 更に、垂直方向にもう一回折り目を付けます。
おもて面にしてから4つの角を中心に向かって折り
込んでください。
③ ここから一旦広げるときれいな三角形の折り目
模様が出来ます。
こちらの動画でも詳しく説明しているので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
折り紙 【笹の葉】の折り方
④ この折り目がついた状態から中心の四角部分
に向かって、四つの袋を作っていきます。
⑤ 最初につけた折り目に従って折っていき、
四つの四角形が出来上がると成功です。
⑥ 次に四つの四角形の中で小さな三角を作り
ながら、更に折り目を付けていきましょう。
⑦ 一旦広げたら、四角からひし形に展開して
四つのひし形を作り半分に折ってしまいます。
⑧ そうすると三方向にパーツが伸びている状態に
なるので、中心を残して左右のパーツを中心に
向かってもう一つ内側に折って寄せます。
⑨ これも折り目に沿って中へ畳むような感じで
折りましょう。ここまで来ればほぼ完成なので、
テープか糊で広がって来ないように固定しても
良いです。
笹の葉の飾り方
笹の葉の飾りは実際の笹に飾るよりも、笹竹が
ない場合に手作りの笹竹で活躍する場合が多い
と思います。
笹竹の枝部分はストローなどを使って上げると
良いかもしれませんね。
笹の葉は緑一色の折り紙で作ってしまいがち
ですが、緑の中でも深緑や黄緑など色んなトーン
があるので複数色を使ってあげると、より立体感
のある笹竹を作ることができます。
折り目をたくさん付けてあげる必要があるので
難しいかもしれませんが、この機械にぜひ挑戦
してみてくださいね。
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