料理のアクセントや薬味として、体を温める健康食品として
なにかと活躍してくれる生姜。
自分で栽培できたら
たっぷりと新鮮な生姜を楽しむことができて嬉しいですよね!
生姜は家庭菜園でも育てる事ができます!
家庭菜園がなくてもやや大きめのプランターを置くスペースがあれば
プランター栽培も可能です。
自分だけの生姜、育ててみませんか?
栽培時期は?
生姜は原産地が暖かい地方なので暑さに強く、
25℃以上の比較的高い気温の時期によく育ちます。
15℃以下の気温では生育が止まってしまい、
10℃以下になると腐りやすくなってしまうので要注意です。
18℃以上になると発芽するので、
植え付けの時期は4~5月頃がベストです。
葉生姜は6~7月、新生姜は7~8月、
根生姜は10~11月頃の収穫になります。
栽培方法
生姜の栽培は種生姜を植えることからスタートします。
種生姜は園芸店などで購入します。
前年に栽培した生姜を種生姜として使うこともできます。
食用として販売されている生姜を種生姜にすることも
不可能ではありませんが、芽が取り除かれていたり、
保存状態によっては栽培に向いていなかったりする場合もあるので、
確実に栽培するためには
食用以外の種生姜を準備することをおすすめします。
購入した種生姜はそのまま植えると発芽までに時間がかかり、
土の中で種生姜が腐ってしまうことがあります。
きちんと芽を出すには、
植え付けの前に芽出しを行うことをおすすめします。
芽出しの方法はいろいろありますが、
1番簡単なのは
- 植え付けの2~3日前から日光によく当てる方法です。
他にも畑の空いたスペースに種生姜を植えて
- ビニールトンネルで保温したり
- 培養土を入れたコンテナに仮植えして暖かい場所に置いたり
というものもあります。
栽培する時期や環境、作業にかけられる時間などに応じて
好みの方法で芽出しを行ってください。
♦ 畑に植え付ける場合は
1個50gほどに切り分けた種生姜を8~10センチ間隔で土に置き、
7~8センチほど土を被せます。
♦ プランターで栽培する場合は
5~10センチ間隔に置き、5センチほど土を被せます。
種生姜は芽が出ている方を上にして植え付けてください。
植え付けをした後はたっぷりと水をあげてください。
- 生姜は乾燥に弱いので、芽が地上まで出てきたら、
乾燥を防ぐために敷きワラやもみ殻などを敷き、
こまめに水をやるようにしてください。
特に日差しが強くなり、土が乾きやすい夏場は十分に注意してください。 - 本葉が2~3枚ほどになったら化成肥料を追肥
(植物の成長具合に応じて必要な養分を追加で与えること)します。 - 追肥したら根元に土を寄せかける土寄せや土が少なくなっている場合は
追加で土を入れる増し土を行ってください。
この作業を1ヶ月に1回ほど行います。
ショウガの育て方【コメリHowtoなび】
植え付けから2ヶ月ほどで葉生姜が収穫できます。
夏場に収穫すると新生姜、葉先が黄色くなってきたころに
収穫すると根生姜になります。
霜が降りる時期に入る前に、株ごと掘り出して収穫します。
たくさん栽培した場合、一度に全て収穫するのではなく、
必要な分だけその都度収穫すると新鮮な生姜を長く楽しむことができますよ!
ただし霜が降りる前に収穫しきるようにしてくださいね。
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