体調不良やストレスが原因で、吐き気や
胃のムカつきなど、あなたの胃腸は弱って
いませんか?
まずは生活習慣を整えたり、胃腸に優しい
食生活を心がけることが大切です。
それでもふとした時に感じる吐き気や
胃のムカつきには、胃腸に効くツボ押して
みましょう。
ツボ押しは日常生活の中で簡単に行うことが
できるので、不調を感じたらさっそツボ押し
を試してみましょう。
それでは
胃腸の不調に効果的なツボを紹介します。
胃腸が弱る原因
胃腸が弱ってしまう原因として
- 季節の変わり目
- ストレス
- 生活習慣の乱れ
- お酒の飲み過ぎ
などがあります。
腸内環境が乱れると、栄養素をしっかりと
吸収することができないだけでなく、代謝の
低下や血流が悪くなり、体に必要な栄養素を
届けることができません。
胃腸の働きが悪さが現れるのは体の不調だけで
なく、心の不調にも関係します。
胃腸の不調として現れなかったとしても、疲れ
やすい、頭痛や肩こり、肥満、肌トラブル、
むくみ、疲労感、寝不足など、体全体の不調に
繋がります。
季節の変わり目
季節の変わり目は風邪など、体調を崩しやすい
時期です。胃腸は生活環境の変化にとても敏感
で、学校や職場などの環境の変化でも不調を感
じる場合があります。
胃腸が弱ると、便秘、下痢、胃もたれ、胃が
痛い、消化不良、胸焼け、食欲不振などの症状
が現れます。
ストレス
ストレスによって自律神経が乱れると、胃腸
の動きが悪くなります。
自律神経には交感神経と副交感神経があります
が、この2つのバランスが乱れると体に様々
な影響を及ぼします。
疲労、寝不足、悩みや不安など、心理的要素
が原因で自律神経は乱れてしまいます。
生活習慣の乱れ
私たちの体は食べたものでできています。
食生活の栄養バランスが悪い、食べ過ぎ、昼夜
逆転の生活など、生活習慣の乱れが胃腸の不調
を招きます。
お酒の飲み過ぎ
アルコールは肝臓で分解処理され、アセト
アルデヒドという物質に分解されます。
お酒の飲みすぎは血中のアルコール濃度を上
げ、アセトアルデヒドの量を増やします。
このアセトアルデヒドが、吐き気だけでなく、
頭痛や心拍数の上昇など二日酔いの原因です。
アルコールは少量であれば、食欲増進や胃酸
の分泌を促しますが、飲みすぎは胃腸の粘膜
が刺激され胃腸の粘膜を荒らします。
胃腸の不調に効果的なツボはどこ?
お腹周辺のツボ
◎中脘(ちゅうかん)
みぞおちとおへその真ん中にある”中脘”は、
内臓機能全般の働きを活発にします。
◎天枢(てんすう)
おへそから指3本分の左右外側にある
”天枢”は、消化器系の不調を改善します。
◎関元(かんげん)
おへそから指4本分下にある”関元”は、便秘
改善に良いです。お腹が冷えてしまう方は、
冷えをとる効果も期待できます。
手や手首周辺のツボ
◎労宮(ろうきゅう)
手の平の中央のくぼみにある”労宮”は、吐き気
や食欲不振に効果的です。
◎大綾(だいりょう)
手と手首の境目の横じわの中央にある、”大綾”
は、消化機能の不調を和らげます。
◎太淵(たいえん)
親指の付け根の骨に出っ張りがあります。
この出っ張りの下にある”太淵”は、ゲップを
抑える効果があります。
◎内関(ないかん)
手と手首の境目の横じわの中央から、指3本
分ひじ側にある”内関”は、胃痛や胃もたれを
和らげます。
◎合谷(ごうこく)
手の甲側、親指と人差し指の間の付け根に
ある”合谷”は、万能なツボと言われています。
胃腸の不調だけでなく、肩こり、頭痛、口内炎
などにも効果的です。
脚周辺のツボ
◎梁丘(りゅうきょう)
膝の皿の外側にある骨の出っ張り、そこから
指3本分上のくぼみにある”梁丘”は、腸の動
きを整えます。下痢を改善する効果があります。
◎足三里(あしさんり)
膝の皿の下の外側のくぼみ、そこから指4本
分下にある”足三里”は、消化器系の不調を改善
します。