かんだ瞬間にじゅわっと果汁が溢れでてくる桃。
爽やかな甘みと酸味のハーモニーが
なんとも言えない美味しさを演出してくれます。
果実酒はいろいろな果実で作られますが、
もちろん桃でも美味しい桃酒を作ることができます。
桃の甘みと風味をいかした桃酒は
美味しいだけでなく
健康効果もいろいろ期待できちゃいますよ！
今まで作ったことのない果実酒を作って見たい方必見！
美味しい桃酒の作り方についてご紹介していきます。
桃を使う事の良さとは？
中国では「長寿の実」とも言われる桃。
桃の花や種は生薬として利用され、
健康に良い効能を持ち合わせています。
例えば、多くの果物は体を冷やす性質を持っていますが、
桃は体を温める力を持っています。体を温めることで
冷え症の改善やむくみの解消に繋がります。
また、食物繊維が豊富で整腸作用があり、
便秘の改善にもぴったり！
種類によって旬が異なり、早いものは5月頃から、
遅いものは10月頃まで楽しむことができる桃、
いろいろな種類の桃で桃酒を作って
飲み比べてみるのもいいですね。
作り方
＜注意点＞
ご家庭で果実酒を漬ける際に
必ず守らなくてはいけないのが
「アルコール度数20％以上のお酒で漬けること」です。
20％以下のお酒で果実酒を漬けると
発酵する可能性があり、そうなると
新しいお酒を醸造したと見なされ、
許可無く行うと酒税法違反となります。
たとえ家庭内で自分が楽しむために作ったとしても
例外ではありません。懲役や罰金が課せられます。
20％以上のお酒で漬ければ問題ないので、
必ず守るようにしてください。
＜準備するもの＞
| 桃 | 500g～1kg |
|---|---|
| 氷砂糖 | 250～400g |
| ホワイトリカーなどお好みの酒 （アルコール度数20％以上のもの） |
900～1800ml |
| レモン | 1～3個 |
| 密閉できる広口の保存瓶 | |
実を食べるものは柔らかいものが美味しいですが、
果実酒として漬ける場合は少し固めの桃を
選ぶようにしてください。
レモンはお好みで加えてください。
なくても大丈夫ですが、加えることでレモンの酸味が
桃酒の味を引き締めてくれます。
たくさん入れるとすっぱくなりすぎるので要注意です。
＜下準備＞
- まずは保存瓶をよく洗って乾燥させます。
- 乾いたら漬け込むお酒などのアルコールで
瓶の内側をよく拭き、殺菌します。
熱湯や煮沸での消毒でも大丈夫です。清潔な瓶で漬けることでカビの発生をおさえ、
失敗のリスクを大幅に減らすことができます。
- 桃は水洗いをし、水気を拭き取ったら
皮をできるだけ薄くむきます。 - まるごと漬けてもいいですし、
2～4等分にカットしてもOKです。
瓶に入るサイズにしてください。- カットした場合は種も一緒に漬けるので
捨ててしまわないように気をつけて！
- カットした場合は種も一緒に漬けるので
- レモンを一緒につける場合は皮をむいて
白いワタを取り除き、2～4等分にカットします。
＜漬け込み＞
- 殺菌してよく乾かした瓶に桃、氷砂糖、
（お好みで）レモンを入れ、お好みの酒を注ぎ入れます。 - 冷暗所で保存し、3～6ヶ月頃に飲み頃になります。
長く置いておくと熟成して旨味がアップしますよ！
レモンは1ヶ月くらいしたら苦味が出てくるので
引きあげてください。
桃の実は1年くらい漬けたままでも大丈夫です。
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