漬ける砂糖によって味わいの変わる梅シロップ。
飲んでいろいろな健康効果のあるシロップが作れたら嬉しいですよね。
そんな方は
黒糖梅シロップに挑戦してみるのはいかがですか?
暑い沖縄で作られる黒糖の持つパワーで、
夏を乗り切る梅シロップを作ってみましょう!
黒糖を使う良さとは?
黒糖はサトウキビの絞り汁を加熱して
濃縮した上で固めた砂糖です。
絞り汁をそのまま固めることによって
サトウキビの持つミネラルやビタミンが豊富に含まれています。
カルシウム、鉄分、リン、ナトリウム、マグネシウムが多いのが特徴で、
黒糖を摂取することで様々な健康効果が期待できます。
一例として、
整腸作用、肝機能の強化、アトピー性皮膚炎の改善などが
黒糖の持つ効能として知られています。
味は普通の白砂糖よりもコクのある甘みが特徴で、
梅シロップにすると濃厚な甘さに仕上がります。
梅のクエン酸に黒糖のミネラルやビタミンが合わされば、
夏の暑さを吹き飛ばすのにピッタリの梅シロップができちゃいますよ!
作り方
梅の実1kgに対して黒糖を500~700g準備します。
*黒糖の量はお好みで調整してください。
黒糖と砂糖を両方つかったり、氷砂糖と併せて作ったりと
いろいろな作り方がありますが、今回はシンプルに黒糖のみでの作り方を
ご紹介させていただきます。
- よく洗い、2~4時間水に浸してあく抜きをした
梅のヘタの部分を爪楊枝などで綺麗に取り除きます。 - 梅の実の水分はしっかり乾燥させてください。
エキスが出やすいようにフォークで穴をあけたり
包丁で切り込みを入れたりすることもありますが、
そのまま漬けても大丈夫です。 - 保存容器は熱湯をかけたりアルコールで拭いたりして
よく殺菌処理をしておいてください。 - 容器に梅の実と黒糖を交互に入れ、最後は黒糖で
しっかり梅の実を覆うように入れてください。 - あとは梅のエキスが抽出されるのを待つだけ!
梅の実が茶色くなり、しわしわになってきたら出来上がりです。
10日~1ヶ月ほどが目安になります。
黒砂糖と梅で作る簡単梅シロップの作り方
発酵を防止する方法
梅についている酵母が発酵して、漬け込んでいると泡が出てくることがあります。
「梅シロップが発酵して泡が出るのはなぜ?発酵を防止する方法も紹介!!」
梅シロップの発酵についてはこちらの記事をご参照ください。
カビの予防方法と対処方法
せっかく作ったシロップ、
カビが生えて飲めなくなってしまってはもったいないですよね。
「梅シロップのカビをお悩みの方必見!!予防方法と対処方法を紹介!!」
こちらの記事を読んで、漬け込む際には万全のカビ対策をなさってください!
保存方法
適切に保存すれば、シロップを長期間保存することができます。
「梅シロップはどれくらいもつの?保存方法と賞味期限を紹介!!」
こちらの記事をご参照ください。
他の材料を使った梅シロップの作り方はこちら
「美味しい梅シロップの作り方特集と体に良い知られざる効能を紹介!!」
残った梅で作れちゃう梅ジャムの作り方はこちら
「梅酒や梅シロップで残った梅で梅ジャムが作れる?!作り方を紹介!!」