躁うつ病という言葉は
聞いたことがある人が多いんじゃないでしょうか?
でも詳しくは知っていますか?
躁うつ病は
現代社会で誰もがかかる可能性のある病気です。
絶対に自分はかからないと思っていても、
これだけは誰にも分かりません。
いつか自分が、もしくは身近な人が
かかるかもしれない躁うつ病について
少し詳しくなっておきませんか?
躁うつ病とは?
躁うつ病とは気分がハイになり、
周りに迷惑をかけてしまうほど騒ぐ躁状態と、
何にも興味を示すことのできないうつ状態が
交互にやってくる病気です。
具体的に躁状態とは
- 自分が偉くなったように感じる
- いつもよりおしゃべりになる
- 活動性が高まりじっとしていられないくなる
- 買い物に行って浪費したり
- 性的無分別な行いをしてしまうなど
後から必ず後悔するであろう行為もしてしまう
というようなことがあります。
うつ状態とは
何をしていても集中できない、
興味が持てない、食欲がなくなり、
睡眠もとれなくなるというような状態です。
これを交互に繰り返していきますが、
最初は入れ替わりに数日かかっていた部分が、
慢性化していくうちに
入れ替わりの部分が短縮されていくようです。
また躁うつ病の特徴として
治療を行って回復に向かったとしても、
再発する可能性が高いということです。
またうつ病にかかっていた人が
うつ病を入り口として
躁うつ病になることが多いのも特徴です。
原因としては遺伝的要因や環境的要因などがある
といわれているようですが、
はっきりとしたことは分かっていません。
躁うつ病の治療方法
躁うつ病の治療については
長期戦を覚悟しなければいけません。
症状が落ち着いたあとから
3~5年程度は治療を続けなければいけません。
そして投薬治療をやめる場合も、
血中の濃度などを細かくチェックしながら
少しずつ薬を辞めていく必要があります。
安定してきたからといって
自分の判断でくすりを辞めてはいけません。
主な治療方法は投薬治療、精神療法、妊治療法です。
躁状態とうつ状態は全く反対なので、
どのように治療するのか?という意見もありますが、
躁状態もうつ状態も心が不安定であることには変わりありません。
まずはその不安定な部分を安定させることが大事です。
一般的に適切な治療を行えば
躁状態は2,3カ月で回復することが多いです。
ですが
そのあとのうつ状態の回復には時間がかかりますし、
その後再発防止の観察期間はさらに長いです。
きちんと回復させるようにしていきましょう。
躁うつ病は周囲の理解もとても大事な病気です。
少しでも理解できるようにできたら良いですね。
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