現代社会に生きる私たちにとって
うつ病とは
切っても切り離せない病気です。
自分がなるかも、
身近な人がなるかもわからない
うつ病について理解を深めてみませんか?
うつ病にはさまざまな種類があります。
中でも非定型うつ病が
最近多く発症しているようで話題になっています。
非定型うつ病とはどのような病気なのでしょうか?
非定型うつ病とは?
非定型うつ病とは、
普通のうつ病と異なり症状が一定ではありません。
その複雑な症状から、
うつと判断されるのが遅くなり、
苦しむ人が多いのです。
特に20~30代の女性に多く、
普通のうつ病は男性がかかる割合が多いのに対して、
患者の割合としては男性の3~5倍ほどの割合なんです。
気分面
普通のうつ病は
どんなに好きな事でもやる気が出ず、
終始落ち込み気味なのに対して、
非定型うつ病は
憂鬱な気分ではあるものの、
好きな事があると元気が出るのです。
うつ病が何事にも興味を持てなくなるのに対して、
非定型うつ病は興味などはなくさないのです。
時間帯
うつ病は基本的に
朝起きた瞬間から午前中の間が
一番症状が重くなる病気です。
仕事や家事などに取り組もうとする
最初の時間に現れます。
これに対して
非定型うつ病は夕方から夜にかけて
気持ちのムラが大きくなってしまいます。
この時間帯に
どうしようもなくイライラしたり
不安感に襲われることがあるのが特徴です。
睡眠
うつ病は慢性の睡眠不足に陥りがちですが、
非定型うつ病は睡眠過多状態になります
いくら寝ても寝たりない
というような状態になるようです。
食欲
うつ病は食事への関心も無くなり、
体重は減少するようですが、
非定型うつ病は
食べることで気を紛らわすことが多くなるので
体重は増えることが多いようです。
非定型うつ病の治療方法
非定型うつ病の治療で大事なのは
うつ病と同じように、
休息、薬、カウンセリングです。
実際にこのような治療で
改善されている人は多いようです。
また生活習慣を見直すことで
改善をはかることも出来るようです。
- 体内リズムを正常にするため出来るだけ仕事に行く
- 日々の目標を見つける。
- 規則正しい生活をする
- 整理整頓を心がける
- 運動をして汗を流す
こういったことが
非定型うつ病には効果的なようです。
体が本調子ではないからといって
好きなだけ睡眠をとったり、
食べ物を食べたりしていると
生活リズムがくるってしまい、
より非定型うつ病が悪化してしまうようです。
ただうつ病にとって
頑張ることはまた良くないので、
自分の中でどの程度ストレスを感じず
このような事が出来るかを考えましょう。
うつ病にかかるひとはどんどん多くなっています。
少しでも理解を深めることも大事ですね。
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