梅ジュースを作ろうと思って青梅を買っておいたのに、
しばらく放っておいてしまって黄色くなってしまった。
そんな経験はありませんか?
青梅で作るときとの違いに注意すれば
完熟した黄色の梅でも梅ジュースを作ることができます。
完熟しているのを活かせばなんと1日で作ることも!
完熟梅を使ったおいしい梅ジュースの作り方を紹介します。
完熟梅を使う良さとは?
梅ジュースの元になる梅ジュースは
青梅と完熟梅、どちらを使っても上手くできます。
青梅で作るとスッキリとした味わいに、完熟梅を使うと
フルーティーなジュースらしい味わいになります。
一般的に梅ジュースを作る場合、青梅をすすめられます。
その理由は完熟しすぎた梅を使うと
果肉が崩れて濁ってしまったり、傷があったりすると
カビの原因になってしまうからです。
カビは梅ジュースを作るときの天敵です。
しかし完熟しすぎておらず、傷もない完熟梅ならば
フルーティーな梅ジュースが出来上がります。
早く梅ジュースを飲みたいという人には
完熟梅で作ることをおすすめします。
青梅を砂糖漬けにすると完成までに10日ほどかかりますが、
完熟梅を煮て作れば1日ほどで出来上がります
(青梅派には邪道と言われる方法ですが)。
作り方
前述した通り
煮て1日で梅ジュースを作る方法もありますが、
まず王道の砂糖で漬ける方法をおすすめします。
- まずは果実酒瓶やその他の道具を
熱湯もしくはアルコール消毒し、乾燥させます。
水気が残っていると梅ジュースが傷む原因になります。 - 梅と砂糖を同量用意します(梅1キロならば砂糖も1キロ、
砂糖はグラニュー糖か氷砂糖がおすすめです)。青梅を使う場合はアク抜きをしますが、
完熟梅はアク抜きは不要です
(水に漬けると梅が傷んでしまいます)。 - 水洗いをし、大きいキズのあるものや傷んだものを取り除き、
丁寧に水気をふき取ります。 - ヘタをとり、容器に梅と砂糖を入れます
(梅を入れた後に砂糖を入れても良いですし、
梅、砂糖と交互に入れてもいいです
※一番上が砂糖になるようにしましょう)。 - しっかりと容器にフタをして、冷暗所で保管します。
砂糖が溶けるまで1日に数回容器を動かして
梅にシロップがかかるようにしますが、完熟梅は柔らかいので
実がくずれないように優しく容器をうごかしましょう。
砂糖が溶けたら完成です(10~15日程度)。
次に完熟梅を使って
梅ジュースを1日で作る方法を紹介します。
作り方は簡単です。梅を鍋で煮るだけです。
但し
梅は酸が強いのでアルミなどの鍋は煮るのに不向きです。
ガラス鍋もしくはフッ素加工の鍋を用意して下さい。
- こちらも完熟梅と同量の砂糖を用意します。
完熟梅は事前に冷凍しておくことがおすすめです。
砂糖は何でも良いです。 - 鍋に梅・砂糖、そして水を一リットル入れて
1時間ほど弱火で煮ます。 - 残った梅の実は梅ジャムにもなります。
保存方法
梅ジュースを長く楽しみたいけれど、
防腐剤を使っていないから
短期間で飲み終えなくちゃいけないと思っていませんか?
手間暇かけてせっかく作った梅ジュース、
長い間のんびりと楽しみたいですよね?
そんな人に正しい保管方法を紹介します。
実は梅ジュースは正しく保管すれば
防腐剤が入ってなくても長くもつのです。
こちらの記事に詳しく記載してありますので参考にしてみて下さい。
「梅ジュースはどれくらいもつの?保存方法と賞味期限を紹介!!」
他の材料を使った梅ジュースの作り方はこちら
「梅ジュースの作り方を教えて欲しい方必見!!作り方特集!!」
残った梅で作れちゃう梅ジャムの作り方はこちら
「梅酒や梅シロップで残った梅で梅ジャムが作れる?!作り方を紹介!!」