梅ジュースを作るときは
砂糖を使う人がほとんどでしょうが、
はちみつを使って作ることも出来ます。
砂糖にくらべてはちみつはカロリーが低いため
健康志向の人にはおすすめです。
梅の香りを楽しみたいという人には、
はちみつは砂糖に比べて雑味や香りがあると
香りが失われてしまうので残念ながらおすすめできませんが。
アレルギーの問題などもありますが
家族内で楽しんで欲しいはちみつを使った梅ジュース。
栄養たっぷりなので食欲を失いがちな暑い時期や
偏食気味の小さな子どもがいる家庭には特におすすめです。
はちみつを使う良さとは?
はちみつは花の蜜で、花の蜜の主成分は氷砂糖と同じしょ糖です。
しかしはちみつの方が栄養価が高い、その理由は集めた蜂にあります。
花の蜜は集めた蜂の体内にある酵素の働きにより
果糖とブドウ糖に分解されます。
一度蜂の身体の中で分解されているので、
私たちの身体の中に入ったとき分解工程を
少し省くことができ消化吸収が早いのです。
働き者の蜂は他の栄養価も花の蜜も加えてくれるため、
砂糖を使うよりも栄養たっぷりな梅ジュースが出来上がるのです。
ただし
はちみつを使う場合はアレルギーに注意して下さい。
はちみつアレルギーはもちろん、そばの花のはちみつで
そばアレルギーの人が反応したというケースもあります。
アレルギーは人それぞれで他人には分かりにくいので、
はちみつを使った梅ジュースは家族内でのみ楽しむ方が安全です。
作り方
はちみつを使った梅ジュースは
まずはガラスのボウルなどで漬けた後、蓋ができるビンに
移すことをおすすめします。
はちみつは砂糖に比べて水分があり、冷蔵庫で保管しないと
傷みやすいからです(果実酒瓶は大きすぎたという意見が
おおくあります)。
まずはガラスボウル、冷蔵庫で保存できる蓋のついたガラス瓶、
その他の道具を熱湯もしくはアルコール消毒します。
*梅は酸が強いので金属のボウルを使うことはやめましょう。
ガラスボウルもしくはフッ素加工の鍋を使用することをおすすめします
(冷蔵庫に入るサイズならば鍋でもOK)。
- 青梅とはちみつを同量用意します
(梅1キロならばはちみつも1キロ、)。 - 青梅を水に漬けてアク抜きをし、大きいキズのあるものや
傷んだものを取り除いたあと、丁寧に水気をふき取ります。 - ヘタをとり、ボウルに梅とはちみつを入れます
(はちみつに漬ける前に青梅に竹串で穴をあけたりする方法も
ありますが、にごりの元になるのでおすすめはしません)。 - ボウルを冷蔵庫に入れ、1日に何度かかきまぜで下さい
(エキスが少ない間は
はちみつが底に固まってしまうことがあります)。 - エキスが出るとはちみつがある程度ゆるくなるので、
ゆるくなったらビンに移して蓋をしてまた冷蔵庫で保管します。 - エキスが出て梅がしわしわになったら完成です。
冷蔵庫に保管場所が無いという人は、
ちょっと梅の風味が失われてしまいますが
梅の2倍のはちみつを使うと常温で保管できます
(但しぷくぷくと梅の表面などに気泡が出来たら
発酵してしまっているので冷蔵庫で保管)。
保存方法
冷蔵庫で保管しているけれど
生もの、防腐剤を使っていないから
短期間で飲み終えなくちゃいけないと思っていませんか?
手間暇かけてせっかく作った
梅ジュース、長い間のんびりと楽しみたいですよね?
そんな人に正しい保管方法を紹介します。
実は梅ジュースは正しく保管すれば
防腐剤が入ってなくても長くもつのです。
こちらの記事に詳しく記載してありますので参考にしてみて下さい
(水分のない砂糖を使って作る方法なので、
水分を含むはちみつを使った場合はそこまではもちません)。
「梅ジュースはどれくらいもつの?保存方法と賞味期限を紹介!!」
他の材料を使った梅ジュースの作り方はこちら
「梅ジュースの作り方を教えて欲しい方必見!!作り方特集!!」
残った梅で作れちゃう梅ジャムの作り方はこちら
「梅酒や梅シロップで残った梅で梅ジャムが作れる?!作り方を紹介!!」