梅干しの強烈なすっぱさ、やみつきになる!という方も
苦手!という方もいらっしゃるかと思います。
苦手!という方は
はちみつを使って梅干しを漬けてみるのはいかがですか?
優しい甘さのはちみつ梅干しの作り方をご紹介していきます!
はちみつを使う良さとは?
はちみつを使うことで
甘みが加わり、酸味がまろやかになります。
普通の梅干しは酸っぱすぎるという方や
✱小さなお子さま向けとしておすすめ!
市販のはちみつ梅は普通の梅干しを塩出して、
はちみつの入った調味液に漬け込んだものが多いようですが、
今回は梅干しを漬ける時点で
はちみつを入れる漬け方をご紹介していきます。
市販品のはちみつ梅とは
別物なので味わいは異なりますが、
ほんのり甘い梅干しに仕上がりますよ。
漬ける時期はいつがいいの?
漬ける時期は通常の梅干しと同じ時期で大丈夫です。
梅の実が出回る時期になったら漬け込みを始めてください。
漬け方
<材料>
- 材料は梅の実3キロに対して塩450g(梅の15%)
- はちみつ120g(梅の4%)
- 氷砂糖180g(梅の6%)です。
はちみつと氷砂糖は合計で梅の10%になれば大丈夫。
両方使わずにどちらか一方でも作ることができます。
より塩分を減らした減塩のはちみつ梅干しもありますが、
今回は塩分15%での作り方をご紹介します。
<下準備>
- 梅の実が青い場合は黄色く熟してくるまで置いておきましょう。
- 梅の実をよく洗い、1~2時間ほど
たっぷりの水に浸してあく抜きをします。 - ザルにあげた梅の実のヘタを爪楊枝や竹串で取り除き、
水気を拭き取ったらよく乾燥させておきます。 - 保存容器もよく洗って
アルコールや熱湯で殺菌して乾燥させておいてください。
<漬け込み>
- 容器に梅の実を入れ、はちみつと塩を梅にまぶすように入れます。
- 最後は余った塩を上にかぶせるように乗せてください。
- 殺菌処理をした重石を乗せ、
梅酢が上がってくるまで冷暗所で保管します。 - 漬け込みから1週間後くらいに梅酢が上がってきたところへ
氷砂糖を半量ほど加えます。 - 残りはその3日後くらいに再度投入します。
糖分を分けて入れることで
梅の皮が柔らかい梅干しに仕上げることができますよ!- はちみつのみを使う場合も
3回に分けてはちみつを入れるようにしてください。
- はちみつのみを使う場合も
- 再度重石をしたら梅雨明け頃まで冷暗所に保管します。
<土用干し>
- 梅雨があけて晴天が続くころになったら
- 漬けていた梅の実を天日干しします。
- ザルなどに梅の実を並べて干し、1日に1回裏返してください。
- これを3日続ければ梅干しの完成。
はちみつを使った梅干しは皮が柔らかく、
しっとりとした仕上がりになりますよ!
干してからそのまま保存しても、
干したものを再度梅酢に漬けて保存しても
どちらでもおいしくいただけます。
お好みの方法で保存してください!
カビの防止方法
カビは梅干しの大敵です!
「梅干しを漬けている途中のカビから守る方法とは?防止方法を紹介!!」
梅干しのカビ対策については
こちらの記事に詳しく記載してありますのでご参照ください。
はちみつを使う場合、
塩分を10%ほどにまで減らして漬ける方法もあります。
塩分を減らした場合はよりカビが発生しやすくなるので、
こまめに焼酎やホワイトリカーを吹きかけて
殺菌するなどの手間が必要になります。
梅干し作りに慣れてきた方は、
ぜひ減塩のはちみつ梅干しにも挑戦してみてくださいね!
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