健康にもいい梅干し、食べたいけれど塩分が気になる・・・
そんな方におすすめしたいのが
梅干しを漬ける際に塩だけでなく焼酎も入れる漬け方。
通常の梅干しより塩分をグッと減らした
減塩梅干しを作ることができますよ!
焼酎を使う良さとは?
焼酎を使うことにより、
漬けている際に梅酢があがりやすくなります。
また、アルコールの殺菌効果により
梅干しの大敵であるカビの防止にもなります。
梅干しを作る際、塩分を気にして
塩の量を少なくするとカビが発生しやすくなりますが、
焼酎を使った場合は
アルコールによるカビの防止効果があるので
塩分を減らした梅干しを作ることができます。
漬ける時期はいつがいいの?
漬ける時期は通常の梅干しと変わりません。
店頭に梅の実は並び始めるころに漬けましょう。
漬け方
塩分10%の減塩梅干しの漬け方についてご紹介していきます。
<材料>
梅2kgに対して焼酎200cc、
あら塩200g(梅の10%)を用意します。
カビが心配な方は
塩の量を240~250gにして漬けてみてください。
<下準備>
- 梅の実が青い場合は黄色くなるまで
室温で保管して追熟してください。 - 熟した梅を水でよく洗い、
1~2時間ほど水に浸してあく抜きをします。 - ザルにあげてヘタの部分を
竹串や爪楊枝で取り除いたら、清潔な布巾や
キッチンペーパーなどで軽く水気を拭き、
水気が完全になくなるまでよく乾燥させておきます。 - 保存容器や重石も熱湯や焼酎などの
アルコールでよく殺菌しておきましょう。
<漬け方>
- 容器の底にまんべんなく一握り分の塩を振ります。
- 梅の実と入れ、塩をふるという作業を
交互に繰り返し行います。 - 塩の量は下の方より上の方が多くなるように
配分に気をつけてください。 - 最後の塩を入れる前に焼酎を全体にまわしかけ、
塩でふたをしたら落し蓋をしてその上に重石を乗せます。 - ホコリが入らないように新聞紙を被せたり
ビニール袋で覆ったりしてから冷暗所で保管します。 - だいたい2~3日くらいで梅酢があがってくるので、
あがってきたら重石を軽いものに替えます。 - ここから梅雨明けまで冷暗所で保管しますが、
カビが生えていないか時々チェックするようにしてくださいね!
<土用干し>
- 梅雨があけて晴天の日が続くようになったら
3日間梅の実を天日干しします。 - ザルに梅干しを広げて並べ、1日に1~2回裏返します。
- 梅酢も1日だけ日光にあてて殺菌しましょう。
- 3日干したら殺菌した保存容器に入れて、
もしくは梅酢に戻して、お好みの方法で保存してください。
2~3ヶ月すると食べ頃になります。
減塩の甘梅干しの作り方(レシピ) - 01
こちらは減塩梅干しに氷砂糖で
さらに甘みをプラスした減塩甘梅干しです。
酸っぱい梅干しが苦手な方はぜひお試しください!
カビの防止方法
焼酎を使うことでカビの発生防止にはなりますが、
他にも梅干しを漬ける過程でカビ防止のために
気をつけなくてはならないことはたくさんあります。
「梅干しを漬けている途中のカビから守る方法とは?防止方法を紹介!!」
カビの防止や発生してしまった場合の対策については
こちらの記事にまとめてありますので、ご参照ください。
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