梅の実と砂糖でシンプルに作る梅シロップ。
実はそこにリンゴ酢をプラスして
シロップを作ることができるのです!
梅の酸味に酢の酸味で
ものすごく酸っぱいシロップになるのでは?と思う方も
いらっしゃるかもしれませんが、リンゴ酢を使えば
酸っぱくなりすぎずに爽やかな酸味を足すことができるのです!
嬉しい健康効果もいろいろ!
リンゴ酢で作る梅シロップについてご紹介してきます。
リンゴ酢を使う良さとは?
リンゴ酢に限らず、
酢の持つ健康効果はご存知の方も多いと思います。
暑い時期は体調を崩しやすく、食欲も減退しがちなので、
梅と酢の疲労回復効果は嬉しい限り。
さらに殺菌効果で食中毒の防止になったり、
クーラーなどによる冷えから体を守ってくれたりもします。
さらに酢を入れて梅シロップを漬けることで、
酢の持つ殺菌効果によってカビの発生を抑えることが
できるというメリットがあります。
また発酵を抑える効果もあるので、
発酵が気になる方にとって酢は強い味方です!
穀物酢など、リンゴ酢以外の酢を使っても問題ありませんが、
リンゴ酢を使うとやわらかい酸味の
飲みやすい梅シロップに仕上がるのでおすすめですよ!
リンゴ酢でまろやかな酸味をプラスした梅シロップは
夏の暑苦しさを吹き飛ばすのにピッタリです。
作り方
材料は梅の実1kgに対して同量の砂糖(お好みのもの)、
リンゴ酢200mlです。
*砂糖の量と酢の量はお好みで調節してください。
下準備としてよく洗った保存容器に熱湯をかけたり
アルコールで拭いたりして殺菌しておきます。
漬け込む前によく乾燥させておいてください。
- 梅の実は2~4時間程水に浸してあく抜きをしたら、
爪楊枝や竹串でヘタの部分を取り除きます。 - 保存容器と同様に漬け込む前に
梅の実もよく乾燥させておいてください。
- 保存容器に梅の実と砂糖を交互に入れ、
最後に酢を回しかけます。
冷暗所に保管し、1日に数回容器を揺すって
中身が均一になるようにしてください。
酢を入れた場合、梅の実と砂糖だけで漬けたときよりも
完成まで少し時間がかかります。
目安は2週間~1ヶ月ほどです。
また、酢の作用によって
梅の表面が茶色っぽくなることはありますが、
品質の上では問題はないのでそのまま漬けていて大丈夫です。
発酵を防止する方法
「梅シロップが発酵して泡が出るのはなぜ?発酵を防止する方法も紹介!!」
リンゴ酢を入れることで発酵の防止になりますが、
万が一発酵してしまった場合の対処方法はこちらをご参照ください。
カビの予防方法と対処方法
「梅シロップのカビをお悩みの方必見!!予防方法と対処方法を紹介!!」
カビについても、もし発生してしまったら対処方法については
こちらをご参照ください。
保存方法
すぐに飲みきれないシロップは
きちんと処理をすれば1年ほど保存することが出来ますよ!
「梅シロップはどれくらいもつの?保存方法と賞味期限を紹介!!」
保存方法と賞味期限についてはこちらをご参照ください。
他の材料を使った梅シロップの作り方はこちら
「美味しい梅シロップの作り方特集と体に良い知られざる効能を紹介!!」
残った梅で作れちゃう梅ジャムの作り方はこちら
「梅酒や梅シロップで残った梅で梅ジャムが作れる?!作り方を紹介!!」