砂糖にはいろいろな種類がありますが、
日本でもっとも多く使われている砂糖が上白糖です。
そんな私達にとって馴染みの深い上白糖では
どんな梅シロップができるのでしょうか。
上白糖で作る梅シロップについてご紹介していきます!
上白糖を使う良さとは?
上白糖は結晶が細かく、精製度の高い上質の白砂糖です。
甘みが強く、しっとりとしているという特徴があります。
上白糖はメーカーによっては
白砂糖という名前でも売られていますが、
安価でどこでも手に入れやすいのが魅力です。
上白糖で作った梅シロップはコクがあるけれど
すっきりした味わいに仕上がるので、
お子さんでも飲みやすいという良さがあります。
白い砂糖なのでシロップの色味は美しく
透き通った仕上がりになり、氷と一緒にグラスで味わえば
目にも涼しい梅ジュースになります。
作り方
梅の実1kgに対して700g~1kgの上白糖を用意してください。
*上白糖の量はお好みで調節してください。
- まずは保存容器をよく洗い、熱湯をかけるか
アルコールで拭くかして殺菌処理を行ってください。
漬け込む前に容器はよく乾燥させておきます。 - 梅の実は水に2~4時間ほどつけてあく抜きをします。
- よく洗って軽く水気を拭きとった梅のヘタを
爪楊枝や竹串で取り除きます。 - 梅の実も容器と同様に
浸けこむ前にしっかり乾燥させておいてください。 - 容器に梅の実と上白糖を交互に入れ、
最後は上白糖でしっかりと梅の実を覆います。 - これで梅シロップの仕込みは完了です。
漬け込んでいる間は時々容器を揺すって
砂糖がよく溶けるようにし、梅の実がシロップから
出ないように気をつけてください。
10日前後で梅のエキスが十分に抽出されるので、
梅の実を取り出して完成です。
水や炭酸で割ったり、
かき氷のシロップにしたりして楽しんでください!
発酵を防止する方法
漬けている梅シロップから泡がでることがあります。
これは発酵によるものです。
「梅シロップが発酵して泡が出るのはなぜ?発酵を防止する方法も紹介!!」
こちらの記事で発酵の原因や防止、対策の方法をご紹介しています。
カビの予防方法と対処方法
アルコールで漬ける梅酒と違って、
梅シロップはカビに気をつける必要があります。
「梅シロップのカビをお悩みの方必見!!予防方法と対処方法を紹介!!」
せっかくの梅シロップがカビで台無しにならないように、
ぜひこちらの記事で予防方法について知っておいてください!
保存方法
たくさん作った梅シロップ、
すぐに飲めない分は適切に処理をすれば1年間保存が可能です。
「梅シロップはどれくらいもつの?保存方法と賞味期限を紹介!!」
こちらの記事で梅シロップの保存方法と賞味期限について
詳しく紹介しています。
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「美味しい梅シロップの作り方特集と体に良い知られざる効能を紹介!!」
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「梅酒や梅シロップで残った梅で梅ジャムが作れる?!作り方を紹介!!」