梅ジュースを作るとき
やはり心配なのは腐らせてしまうことです。
そのため多くの人が
梅ジュースを作るときに殺菌効果のある酢を使います。
酢の酸味が苦手と嫌がる人もいますが、
全体量の10%程度なので酢独特の酸味は
あまり感じないので、普通の梅ジュースと同じように
楽しむことができます。
酢を使う良さとは?
梅ジュースを作るとき酢を入れると保存性が高くなります。
梅ジュースが傷んでしまう原因は
ほとんどカビなど菌の繁殖です。
保存性を高めるのは酢には殺菌効果があるからです。
酢は梅と砂糖を合わせた全体重量の10%程度加えます。
それ以上加えると
酢独特の酸味が残り、苦手という人も多くいます。
また酢と同じように殺菌効果のある焼酎(リカー)を
加えるという人もいますが、中途半端に加えた焼酎は
アルコール発酵の原因となってしまうので
酢の方が保存性を高める効果があります。
また焼酎を加えるとアルコール飲料になってしまい
子どもは飲むことができません。
安全に子供に飲ませる梅ジュースを作るならば
断然酢がおすすめです。
作り方
- 青くて堅い生の青梅は2~4時間水につけて
アク抜きをします。 - アクを抜き終わった後は流水で丁寧に水洗いをし、
大きいキズのあるものや傷んだものを取り除きます。 - ざるにあけて水けをきり、清潔なふきんやキッチンタオルで
水分をしっかり拭き取り、しばらく乾燥させます。 - 竹串を使って梅のヘタを取り除きます。
- 付いたままでも作ることはできますが、ヘタを取らずに
漬けるとエグ味が出てしまうことがあります。
- 付いたままでも作ることはできますが、ヘタを取らずに
◊ 保存に使用する果実酒瓶を消毒します。
焼酎を使う場合は回し入れ、残った焼酎を捨てます。
熱湯消毒の場合、一度瓶をぬるま湯で温めてから
熱湯を回しかけます。
果実酒瓶以外にも使う道具は消毒し、
十分乾燥させてから使用します。
手間がかかりますが、
これにより梅ジュースがかびることを防ぐことができます。
- 梅と同量の氷砂糖(グラニュー糖でも可)を用意し、
果実酒瓶に梅を入れてその上に砂糖をのせます。 - 一番上に砂糖をのせることで梅エキスを抽出しやすく
なるので、梅と砂糖を交互にいれるときは梅を下に、
砂糖を上にして最後に砂糖が来るようにします。 - 梅と砂糖を足した重量の10%(例えば梅が1キロ、
砂糖が1キロならば酢は200g)の酢を上から加えます。 - 砂糖を入れ終えたらしっかりとフタを閉め、
酢が全体にいきわたるように上下さかさまにします。
何度もふると砂糖が一番下に行ってしまうので注意して下さい。 - 1、2回ほど上下逆さにゆっくりと振ったあと
冷暗所で保管します。
砂糖が溶けるまでは1日に数回、容器を動かして
梅全体にシロップがかかるようにします。
毎日丁寧に混ぜて砂糖を早く溶かすことが失敗しないコツです。
♦ 10~15日ほど経つと砂糖が溶けて完成です。
完成後は梅の実を取り出しましょう。
保存方法
冷蔵庫で保管しているけれど生もの、酢を使っているとはいえ
本格的な防腐剤ではないからできるだけ
短期間で飲み終えなくちゃいけないと思っていませんか?
しかし手間暇かけてせっかく作った梅ジュースは
長い間のんびりと楽しみたいですよね?
そんな人に正しい保管方法を紹介します。
実は梅ジュースは正しく保管すれば
本格的な防腐剤が入ってなくても長くもつのです。
こちらの記事に
詳しく記載してありますので参考にしてみて下さい。
酢が入っているため紹介する方法だけのときよりも
さらに長く保管することができます。
「梅ジュースはどれくらいもつの?保存方法と賞味期限を紹介!!」
他の材料を使った梅ジュースの作り方はこちら
「梅ジュースの作り方を教えて欲しい方必見!!作り方特集!!」
残った梅で作れちゃう梅ジャムの作り方はこちら
「梅酒や梅シロップで残った梅で梅ジャムが作れる?!作り方を紹介!!」