女性にとって女性ホルモンはとても大切な
もの。
女性ホルモンが不足すると、体調面や美容面
に様々な影響を及ぼします。
女性ホルモンとは、”エストロゲン”と”プ
ロゲステロン”のことで、この２つがバラン
スよく分泌されているのが、理想的な状態で
す。
ストレスや疲労が蓄積すると、女性ホルモン
のバランスはすぐに崩れてしまいますし、ま
た過度なダイエットもホルモンバランスを崩
す原因になってしまいます。
では食事面を気をつければ、女性ホルモンを
補うことができるのでしょうか？
それでは食べ物で女性ホルモンは増やせる
の？オススメの食事方法をご紹介します。
【女性ホルモンが不足するとどんな弊害がでるのか？】
女性ホルモンには、”エストロゲン”と”プ
ロゲステロン”の２つあります。
エストロゲンは、女性らしい丸みのある身体
や、張りやツヤのある肌や髪などに関係して
いて、プロゲステロンは体内の水分量を保っ
たり、食欲を増進させる働きがあります。
またプロゲステロンは、妊娠から出産までを
維持するのに必要なホルモンです。
女性ホルモンが減る大きな原因はストレスで
す。
現代女性は仕事や人間関係で、多くのストレ
スを抱えていますが、ストレスは自律神経を
乱し、生理不順や予定通り月経がこない無月
経になる原因を引き起こします。
またホルモンバランスが乱れると、感情的に
なりやすくイライラしたり、集中力の低下を
招いてしまいます。
特に月経前はホルモンバランスが乱れやすく、
心身共に不調が出やすくなるので、意識的に
ストレスを溜めない生活、規則正しい生活を
心がける必要があります。
また女性ホルモンが不足すると、肌の水分量
は減り、シワやたるみの原因になりますし、
髪は乾燥しパサパサになり、抜け毛も増えて
しまいます。
♦ 女性ホルモンの低下は、健康面だけでな
く、美容面にも影響を及ぼすことを覚えてお
きましょう。
【女性ホルモンを増やす、おすすめの食事方法】
女性ホルモンを増やしたいからといって、偏
った食事は体によくありません。
栄養バランスを考えた上で、少しづつ取り入
れるようにしましょう。
大豆製品
豆腐、納豆、豆乳、これらの大豆製品に含ま
れる”イソフラボン”は、体内で女性ホルモ
ンと同じような働きをしてくれます。
低カロリーで高タンパク、消化にもいい食べ
物なので、ダイエット中の方でも気にせず食
べることができる食材です。
朝食に豆腐や納豆を取り入れたり、コーヒー
や紅茶に入れるミルクを豆乳に置き換えてみ
ましょう。
アボカド
”森のバター”と呼ばれているアボカドは、
濃厚で脂肪を多く含んでいる食材です。
ビタミンB、ビタミンE、食物繊維、マグネシ
ウム、カリウム、葉酸といった、ホルモンバ
ランスを保つために必要な栄養素がたくさん
含まれています。
濃厚な分カロリーは高めなので、１日半分を
目安に取り入れるようにしましょう。
定番はわさび醤油や、ごま油と塩で食べます
が、アボカドはスイーツとしても食べること
ができます。
半分に切って種を取り除いてから冷凍庫で冷
やしておき、ハチミツやメイプルシロップと
一緒に食べると、アボカドアイスクリームの
できあがりです。
良質な油
ダイエットをしている方にとって、油のカロ
リーは気になるかもしれませんが、良質な油
は女性ホルモンに欠かせないものです。
摂りすぎは良くありませんが、程よく摂取す
る油は美容にも健康にも効果的です。
オリーブオイルをサラダや味噌汁に少量加え
たり、ナッツ類からも良質な油を摂取するこ
とができます。
ナッツ類は１日に片手に軽く一握りできるぐ
らいの量を目安にしましょう。
マグロやカツオなどの赤身の魚
マグロやカツオなど、赤身の魚に多く含まれ
ている栄養素が”ビタミンB6”。
ビタミンB6は女性ホルモンを整える作用があ
ります。
♥ マグロとアボカドのサラダや、カツオのたた
きにオクラとひきわり納豆を和えたものなど
がおすすめです。