私たちにとって身近な果物のひとつであるりんご。
秋から冬に旬を迎えますが、1年を通して様々な品種が
店頭に並び、1年中手に入りやすいですよね。
そのまま食べたり、ジュースにしたり、
ジャムを作ったりといろいろな楽しみ方ができますが、
大人の方にぜひ試していただきたいのがりんご酒。
甘酸っぱいりんごの味と風味を活かした果実酒、
嬉しい健康効果もいろいろありますよ!
りんご酒の作り方についてご紹介していきます。
りんごを使うことの良さとは?
「りんご、一日一個で医者いらず」という言葉にもあるように、
りんごには健康に良い効果がいろいろあります。
そのうちの1つ、リンゴポリフェノールには
筋力を増し、内臓脂肪を減らす働きのあることが
近年の研究で明らかになっています。
りんごの皮の内側に多く含まれるリンゴポリフェノール、
皮ごと食べるのには抵抗のある方は
ぜひ皮ごと漬けるりんご酒で摂取しましょう。
そのほかにも抗ガン作用やアレルギー予防、
高脂血症の予防など、医者要らずの名にふさわしい
健康効果を期待することのできるリンゴは安価で
いつでも手に入れやすいという点も嬉しいポイント。
種類も豊富なので、いろいろなりんごで
りんご酒を作って飲み比べてみてもいいですね!
作り方
<注意点>
りんご酒はお酒にりんごを漬けて作る果実酒ですが、
漬け込むお酒は必ずアルコール度数が20%以上のものを
使うようにしてください。
20%以下のお酒を使った場合、
酒税法違反となり、5年以下の懲役もしくは
50万円以下の罰金が課せられます。
家庭内で楽しむためのものだとしても
必ずアルコール度数20%以上という
ルールを厳守してください。
<準備するもの>
- りんご1kgに対して氷砂糖100~200g
- ホワイトリカーやウオッカなどお好みの酒
- (アルコール度数20%以上のもの)1800ml
- お好みでレモンを2~3個
- 密閉できる保存瓶
りんごの品種はどんなものでも大丈夫です。
りんごの味を楽しむりんご酒にしたい場合は紅玉、
風味を楽しみたい場合はスターキング、デリシャスなどの
品種がおすすめです。
<下準備>
- 保存瓶をよく洗って乾かした後、
アルコールもしくは漬け込むお酒で拭いて殺菌します。
熱湯殺菌でも大丈夫です。
※ 保存瓶が小さめの場合は煮沸消毒がおすすめ。
♦ 必ずよく殺菌処理をして、乾燥させておいてください。 - よく洗って水気を拭きとったりんごは
皮ごと6~8等分にします。芯の部分もそのまま漬け込みます。 - レモンを入れる場合は皮をむいてワタを取り除き、
実の部分を3~4等分の輪切りにしておきます。
<漬け込み>
- よく乾燥させた保存瓶にりんごとレモン、
氷砂糖を層になるように交互に入れます。 - お酒を注いだらしっかりフタをして冷暗所で保管します。
- 氷砂糖が溶けやすくなるように、
時々瓶を揺すって中身を混ぜてください。
1ヶ月たてば飲めるようになりますが、
熟成させるためには最低でも3ヶ月は
漬けるようにしてください。
6ヶ月くらい漬け込むのがおすすめです!
レモンは1~2ヶ月頃、
りんごは6ヶ月頃に取り出しましょう。
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