大人から子供まで、
爽やかな梅の酸味を楽しむことができる梅シロップ。
毎年手作りするのが楽しみという方も
多いのではないでしょうか。
梅シロップの作り方はシンプルで簡単ですが、
カビや発酵などに
気をつけなくてはならないなどの注意点もあります。
では
美味しい梅シロップを長い間楽しむには
どのように保管すればよいかご存知ですか?
梅シロップの保存方法を、
賞味期限も併せてご紹介していきます。
保存方法
漬け込んだ梅シロップは
10日~2週間程度でエキスが抽出されます。
梅の実がしわしわになったら
エキスが十分に出たサインなので、
梅の実を取り出してシロップだけを保存します。
梅の実をいつまでも入れたままにすると
味の変質や腐敗の原因になってしまうので
早めに取り出すようにしましょう。
取り出した梅の実は
ジャムにするなどして活用することもできますよ!
梅ジャムの作り方(梅シロップの残った梅で作るレシピ)
- How to make Ume Plum Jam
シロップは
殺菌処理をした保存容器に入れて保管します。
早いうちに飲みきってしまうのであれば、
そのまま保存してしまって問題ありませんが、
より長期間保存したい場合は
シロップを火にかけて
加熱処理をすることをおすすめします。
鍋にシロップを移し、弱火で沸騰させないようにしながら
あくを取りつつ10~15分程火にかければ完了です。
冷まして容器に入れて保存してください。
ビンに保存する場合は
シロップをビンに入れて軽くフタを閉め、
ビンごと鍋で煮沸する方法もあります。
冷めたらしっかりとフタを閉めて保存してください。
保存場所は冷蔵庫が望ましいですが、
容器が大きくて冷蔵庫に入りきらなかったり
場所をとったりしてしまう場合は
冷暗所で常温保存しても大丈夫です。
すぐに飲む分だけ小分けして冷蔵庫に入れ、
それ以外は加熱して
冷暗所に保存することをおすすめします。
一度容器を開封したものは冷蔵庫で保存すると安心です。
少し手間はかかりますが、
作った梅シロップは全て加熱処理をしておくと
安心して保存することができるので、
処理をしておくことをおすすめします!
賞味期限
加熱処理をして密封した梅シロップの
賞味期限は半年~1年です。
*加熱処理なしの場合は
できるだけひと夏で飲み切るようにしてください。
一度開封した梅シロップは冷蔵庫で保管して
半月~1ヶ月で飲み切るようにしましょう。
開封したけれど量が多くて短期間で飲みきれない!
ということのないように、半月程度で飲みきれる量に
小分けして保存することをおすすめします。
賞味期限はあくまでも目安です。
賞味期限内でもカビが生えている、
異臭やアルコール臭がする、
濁っているという場合は
飲まずに捨てるようにしてください。