ペットとして幅広い世代に人気を誇る
カクレクマノミ。
ぱっと目をひく色鮮やかな姿は
見る人の心を楽しくさせ、
愛らしい動きは見る人の心を和ませてくれます。
せっかく家族の一員として迎えるならば、
できるだけ長生きさせてあげたいですよね!
カクレクマノミの飼育下での寿命は
平均して5~10年。うまく飼育すると、
なんと20年以上長生きしてくれることもあります。
なんだか様子がおかしいけど、
もう寿命なのかな?
それとも病気?
寿命であれば、飼い主ができることは
最期まで暖かく見守ってあげることくらいですが、
病気であればしっかり様子を見て、
必要ならば専門家に診察してもらったり、
自分でできる治療を行ったりする必要があります。
寿命なの?病気なの?
カクレクマノミの寿命と
病気の見分け方をご紹介していきます!
寿命で現れる症状
カクレクマノミも他の生き物と同様に、
寿命を迎えるにあたり
老衰の状態が見られるようになります。
- いつも元気に泳ぎまわっていたのに、
じっとして動かなくなった。 - エサを食べる量が減った。
- 水槽の底の方で体が傾いた状態が続いている。
これらが寿命を迎える際によく見られる症状です。
外傷や体の変色などがある場合は
病気で調子を崩している可能性がありますが、
外傷も変色も見られない場合は
寿命の可能性が高いです。
ペットショップなど販売されているカクレクマノミは
生まれてからすでに
数年経過している場合もあるので、
飼育を始めて数年しかたっていなくても
このような症状がみられ、
寿命を迎えてしまう場合もあります。
魚の飼育に慣れている方々の間では、
15年以上飼育している例も少なくないそうなので、
飼育の仕方によっては
だいぶ長生きをさせてあげられる可能性があります。
水質の維持や
エサの栄養のバランスなどに気をつけて、
できるだけ良い環境で
飼育してあげられるといいですね!
病気で現れる症状
比較的病気に強いカクレクマノミですが、
水槽を移動したことによる環境の変化や水質の変化、
お手入れ不足による水質の悪化が原因で
病気にかかることもあります。
カクレクマノミがかかりやすい病気と
治療の方法については
こちらにまとめてありますので、ご参照ください。
「カクレクマノミはどんな病気にかかるの?症状や治療方法を紹介!!」
病気を予防するためには、
水質などの環境を整えてあげることはもちろん、
エサをバランスよく与えて
病気にかかりにくい体力のある
カクレクマノミに育ててあげることも大切です。
水槽を移動した直後は特に
病気にかかりやすくなるので、移動前に
しっかり体力をつけてあげるといいですね!
病気の判断や治療については
素人では判断がつかない場合もありますので、
相談できる専門家を見つけておくと安心です。
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