春の風物詩とも言えるたけのこ。
店頭などに並んでいるのを見るようになると、
春になったなぁと
感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな春の味覚であるたけのこ、
普段は加工済みのものばかり買っていて
生のたけのこは扱いに自信がない!
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自分で下処理をして調理したたけのこの味は格別です!
たけのこの扱い方についてご紹介していきます。
たけのこの保存方法
たけのこは収穫してからどんどん鮮度が落ち、
苦味が出てきてしまいます。
そのため保存をするためには
生のままでなく茹でて保存します。
できるだけ早いうちに茹でることが大切です。
1. 水に浸けて密閉容器で保存
茹でたたけのこは茹で汁に浸けたまま冷まし、
皮を剥いたら密閉容器に入れ、水に浸けて
冷蔵庫で保存します。
水は每日交換するようにしてください。
2. びん詰で保存
茹でたたけのこをびんに詰めやすい大きさにカットし、
綺麗に洗ったびんに詰めます。
底に布巾を敷いた鍋に瓶を並べ、びんの中と
鍋にびんの肩が浸かる程度の水を入れて火にかけます。
このときびんのふたは
しっかり閉めずに載せる程度にしてください。
沸騰して30分ほど煮たら湯から取り出して
熱いうちにふたをしっかり閉め、
再度30分ほど鍋で煮ます。
この時はびん全体がお湯に浸かるようにしてください。
びんを逆さまにした状態で冷ましたら完成です。
冷暗所で保存するようにしてください。
常温で長期保存可能【たけのこの水煮瓶詰め】
3.干したけのこにして保存
茹でたたけのこの水気をよく切り、
2~3ミリの厚さにスライスします。
ザルなどに並べてよく晴れた日に
日向でカラカラになるまで乾燥させます。
干している途中に何度か裏返すようにしてください。
2~3日程度干せば完成です。
密閉容器に乾燥剤と一緒に入れて冷暗所に保存してください。
冷凍保存も出来ます。
♦ 調理する際には
水で1時間程度もどし、茹でてから使います。
最近は干し物を作るための
ネットなども販売されているので、
虫などが気になる場合は
そういった道具を使ってみるのもいいですね!
4・冷凍して保存
茹でたたけのこに
一手間加えて冷凍で保存することもできます。
下茹でしたたけのこを薄めにカットしたら
だし汁、酒、しょうゆ、みりんで
20分ほど煮たものを冷まし、
煮汁ごと冷凍用の保存袋に入れて冷凍します。
もっと簡単に済ませたい方は
同じくカットしたたけのこに砂糖をまぶして
保存袋で冷凍するという方法もあります。
袋の中の空気はしっかりと抜くようにしてください。
冷凍してもシャキシャキとした食感を損なわずに
美味しくいただくことができますよ!
賞味期限
茹でたたけのこを水に浸けた場合、
賞味期限の目安は1週間程度。
びん詰、干したものは1年程度保ちます。
びん詰のものは開封したら
每日水を替えて1週間ほどで食べきるようにしてください。
冷凍したものは最長1年保存できると言われていますが、
冷凍庫の開閉などでどうしても霜がつき、
味が落ちやすいので
1ヶ月を目安に消費すると美味しくいただけます。
いずれの保存方法でも
見た目や匂いが明らかにおかしい場合は
賞味期限内でも口にしないようにしてください。
関連記事
リンク:「たけのこのあく抜きに牛乳を使う?!保存方法も紹介!!」
リンク:「たけのこのあく抜きに鷹の爪は必須?鷹の爪を入れる理由を紹介!!」
リンク:「たけのこのあく抜きの時間を短縮させたい方必見!!圧力鍋を使った方法を紹介!!」
リンク:「たけのこのあく抜きに米ぬかを使う?!保存方法も紹介!!」
リンク:「たけのこのあく抜きに重曹を使うと時間が短縮できる?保存方法も紹介!!」