生花で作ったコサージュは、日持ちはしませんが、
花の生き生きとしたみずみずしい質感と
香りが魅力的です。
生花のコサージュは
花屋さんに注文することも出来ますが、
手作りすることも出来ます。
服装の雰囲気と合わせやすく、
自分好みのものをつけられるのも、手作りの魅力です。
造花で作るときよりも難しいですが、
コツを覚えれば季節や場に合わせた
コサージュを簡単に作ることが出来る様になります。
卒業式への出席を機に挑戦してみませんか?
卒業式に相応しいコサージュは?
1日中つけていることを考えて
出来るだけ長持ちする花を選んで作ることをおすすめします。
失敗が少ない花はバラ、カーネーション、ガーベラ、蘭です。
ガーベラには「希望」「常に前進」という
新たな門出を迎える人への応援の気持ちを表す花言葉があり、
カーネーションは母の贈る花というイメージが根強いため
卒業式には人気があります
(但し紫と黄色のカーネーションは
ネガティブな花言葉を持っているので注意が必要です)。
中心の花を引き立てる花としてカスミソウもおすすめです。
カスミソウには「感謝」という花言葉があるため
卒業式にふさわしい花でもあります。
他にも幾重にも花弁が重なって
ゴージャスなラナンキュラスもおすすめで、
アレンジがしやすい上に、花言葉の「とても魅力的」
「優しい心遣い」があなたを引き立ててくれます。
生花での作り方
成人式卒業式【生花の髪飾り】バラのクロスメソード/花創人はなそうにん岐阜愛知寄せ植えハンギング教室
生花でコサージュを作るとき、
事前に花の茎を1.5~2㎝ほどに残して短く切り、
1~2時間水につけておくことで花持ちがぐっと良くなります。
また生花で作るときはスピードが大事です。
事前にデザインを固めておくことで
スムーズに作業を薦めることが出来ます。
① まずは全ての花にそれぞれにワイヤーを巻き、
水を含ませたコットンやキッチンペーパーを巻いていきます。
② ワイヤーは花弁の下のふっくらとした部分に刺し、
絡めるように茎の周りにワイヤーを巻いていきます。
※コットンやキッチンペーパーはワイヤーの上から
巻き、その後フローラテープを巻きます。
※葉っぱの場合は葉脈を挟むように葉っぱに
ワイヤーを刺し、そのあとは花と同様の処置をします。
③ デザイン通りに花をまとめ、
束ねた花をワイヤーで巻いて花束状にします。
ワイヤーをフローラテープで隠し、
リボンを巻いてフローラテープを隠します。
適当な位置にコサージュピンを付ければ出来上がりです。
材料の入手方法
生花は生花店で購入しますが、
卒業式シーズンは大量の注文が入るため
1~2週間前には予約しておくことをおすすめします。
ワイヤーやフローラテープは
ネットショップで購入することをおすすめします。
ワイヤーは工業用ではなく
フラワーアレンジメント用のワイヤーを用意します。
太さは24番もしくは26番、長さは35センチが使いやすいです。
分量は好みや今後によりますが
50~200本入りから選ぶことが出来ます。
24番もしくは26番ならば無駄なく様々な花材に使うことが出来ます。
こちらで他の材料での作り方も紹介しております。
リンク:「卒業式用コサージュの手作り特集!!色々な作り方を紹介!!」