ちょっとした夕食のおかずや、
お酒のおつまみにぴったりな梅水晶を
ご存知ですか?
寒い季節になると
熱燗が呑みたくなりますが、この熱燗に
ぴったりなおつまみが梅水晶です。
甘酸っぱい梅肉と、プチプチ食感のトビウオ
の卵、コリコリっとした半透明の鮫の軟骨が
癖になる美味しさです。
鮫の軟骨で作られた梅水晶をお取り寄せ
することもできますが、鮫の軟骨は高級
食材のため頻繁に食卓に並べるには少し
贅沢です。
鮫の軟骨の代わりに、安価に手に入れる
ことができる鶏軟骨でも同じような食感と
味を楽しむことができます。
それでは、自宅でも簡単に作ることが
できる、鶏軟骨を使った梅水晶の作り方を
ご紹介します。
鶏軟骨を使った梅水晶の作り方
【材料】
鶏軟骨(やげん軟骨) | 200g |
塩 | 大さじ1 |
梅干し(または梅チューブ) | 3個 |
梅昆布茶 | 大さじ1 |
【作り方】
- ① たっぷりのお湯に塩を入れます。
- ② 鶏軟骨を約5分茹でます。
- ③ ざるに上げて鶏軟骨に付いている
身を綺麗に取り除きます。
茹でたお湯は出汁が出てとても美味しい
です。参鶏湯風のスープや、冷や飯を入
れて雑炊などにしても美味しいですよ。)
- ④ 茹でた鶏軟骨を千切りにします。
- ⑤ ④に叩いた梅干しと梅昆布茶を混ぜ
て完成です。(梅チューブを使うなら
梅昆布茶は使っても使わなくても
構いません。)
梅水晶の味付けはとてもシンプルなので、
調味料の合わせ方を変えれば色々な味を
楽しむことができます。
♥ 甘めが好きならハチミツ梅干しや、少し
みりんを足してみてください。
♥ 梅昆布茶の代わりに鰹だしの素や、ごま油
を少し垂らしても美味しいですよ。
梅水晶を使ったアレンジレシピ
梅水晶はお酒のおつまみとしてだけでなく、
アレンジ次第で夕食のおかずにも最適です。
あと一品欲しい時に、梅水晶を使った
さっぱり味の一品です。
鶏胸肉と梅水晶のおろし和え
【材料】
鶏胸肉 | 1枚 |
塩 | 少々 |
片栗粉 | 大さじ4 |
細ねぎ | 1本 |
生姜 | 2〜3切れ |
梅水晶 | 適量 |
大根 | 1/2本 |
梅干し | 2個 |
醤油 | 小さじ1 |
切り昆布 | 適量 |
大葉 | 2〜3枚 |
白ごま | 適量 |
【作り方】
- ① 鶏胸肉は室温に戻しておき、削ぎ切り
にします。 - ② 鶏胸肉に片栗粉をまぶします。
- ③ たっぷりのお湯に、細ねぎ、生姜、
② を入れて、くっつかないように鶏胸肉
に火が通るまで茹でます。 - ④ 鶏胸肉に火が通ったら、氷水に通します。
- ⑤ クッキングペーパーでしっかり水気
を切り、鶏胸肉をお皿に盛ります。 - ⑥ 次は、タレを作ります。
大根はすりおろし軽く水気を切ります。
⑦ ⑥に、叩いた梅干し、醤油、切り昆布
を混ぜます。 - ⑧ ⑤に⑦を盛りつけ、大葉の千切りと
白ごまを散らせば完成です。
梅水晶とささみのさっぱり和え
【材料】
鶏のささみ | 3〜4本 |
塩 | 少々 |
片栗粉 | 大さじ2 |
大葉 | 3枚 |
梅水晶 | 適量 |
出汁 | 1カップ |
お酒 | 大さじ1 |
みりん | 小さじ1 |
醤油 | 大さじ1 |
【作り方】
- ① まずは鶏のささみの下処理をします。
鶏のささみの薄皮は、ささみの太い方から
細い方へむけば簡単に剥がすことができます。
次に、筋に沿って包丁で両側に切れ目を
入れます。筋を下側にして包丁で筋を押さえ
ながら、もう片方の指で筋を引っ張ります。
【基本】ささ身の筋を綺麗に取る方法
- ② 鶏のささみに片栗粉をまぶしたら、
たっぷりのお湯で湯通しします。 - ③ 鶏のささみに火が通ったら、氷水に
通します。 - ④ キッチンペーパーで軽く水気を切り、
鶏のささみを一口大に割きます。 - ⑤ 梅水晶は大きければ、細かくカット
した方が鶏のささみとよくなじみます。 - ⑥ ⑤に、出汁、お酒、みりん、醤油を
混ぜます。 - ⑦ ④と⑥を混ぜて、冷蔵庫で冷やします。
- ⑧ 食べる直前に千切りにした大葉を散らせ
ば完成です。
梅水晶はさっぱりとしているので、
箸休めにちょうど良いですね。
きゅうりの和え物や、ご飯のお供に最高です。
鮫の軟骨と鶏の軟骨をミックスした梅水晶です。
鶏の軟骨で作った手作り梅水晶と、鮫の
散骨で作った梅水晶の食べ比べをしてみる
のもいいですね。