のどの痛みなどの風邪の初期症状、
できればひどくならないうちに
なんとかしたい!
とはいえ風邪だからと言って
なかなかゆっくり体を休めたり、
医者にかかったりする時間をとるのが難しい
ということもありますよね。
そこで頼りにしたいのが風邪に効果のある
食べ物の力。
小さいころから「風邪のときはコレ!」
という食べ物を家で食べたり飲んだりしてきた
という方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは
のどの痛みに効果があると言われる
れんこん生姜湯です。
れんこんも生姜も手に入りやすい、
私たちにとって身近な食べ物。
れんこんと生姜で
風邪を撃退できたら嬉しいですよね!
薬いらずで症状改善?!
れんこん生姜湯のパワーについてご紹介していきます!
のどに良いのはなぜか?
水を張った田んぼの中で栽培されるれんこん。
泥や水に含まれる栄養を吸収しながら成長します。
そんな自然の力を蓄えたれんこんは
咳止めの最高の薬膳と言われていて、
昔から咳が出たりのどが痛くなったりした時には
れんこんを食べたり、
すりおろしたしぼり汁を飲んだりしてきました。
特にれんこんがきゅっと細くなる「節」の部分は
気管支などの炎症を「しめる力」があると言われ、
のどの痛みをはじめとする風邪の初期症状や
喘息の改善に力を発揮してくれます。
これらの効能は
れんこんに豊富に含まれるタンニンによるもの。
タンニンによってれんこんは包丁で切ると
すぐに変色が始まってしまいますが、
タンニンには炎症を抑える効果があるので
のどの痛みを抑えてくれるのです。
れんこん生姜湯はれんこんのしぼり汁を使うので、
れんこんの栄養をそのまま摂取できます。
万能薬と言われるれんこんのしぼり汁に、
強い殺菌作用のある生姜の力もプラスした
れんこん生姜湯は、
身体を温め、炎症を抑え、風邪の菌と戦う
免疫力をアップさせてくることによって、
のどの痛みをはじめとする風邪の症状を改善してくれるのです!
作り方
- れんこんは皮にも有効成分が含まれているので、
よく洗ったら皮ごとすりおろします。- すりおろしたものをふきんやガーゼに
くるんで絞ります。 - 節の部分を使うとより効果的です!
- すりおろしたものをふきんやガーゼに
- 生姜もよく洗ったものを皮ごとすりおろします。
そのまま使ってもいいですが、
飲んだ時に繊維が気になる方は
れんこんと同様に
ふきんやガーゼでしぼるといいでしょう。
生の生姜をすりおろしたものの方がより効果的です。
- 小さい鍋に水100~150cc、れんこんのしぼり汁50cc、
すりおろしたしょうが(しぼり汁)少々を入れて
一煮立ちさせます。- 鍋を使わずに、マグカップの中に材料と
熱湯を入れてよく混ぜるだけでも大丈夫です。
- 鍋を使わずに、マグカップの中に材料と
- 味付けは、はちみつで甘みを加えてもいいですし、
塩を少々加えるだけでも美味しく飲むことができます。
風邪の時にれんこん生姜湯を飲んで
症状を軽減するのはもちろん、
普段から継続して飲むことで
風邪やインフルエンザの予防、健康維持に効果を
発揮してくれますよ!
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