アウトドアで人気の素材とは
パラシュートで使われるナイロン製の紐
「パラシュートコード」ことパラコードです。
頑丈で軽いので扱いやすく、ナイロン製なので
水に濡れても大丈夫、という特長があります。
パラコードは、スポーツショップのアウトドア用
品コーナーやインターネットで購入することが
できるのですが、パラコードを使った犬のリード
(ドッグリード)も販売されています。
愛犬家の方はご存じとは思いますが、犬のリード
は散歩の必需品です。
ドッグリードについての選び方とともに、パラコード
を使ったドッグリードの編み方をご紹介します。
パラコードのドッグリードをオススメするワケ
犬の散歩が10倍快適になるおすすめのリード
犬との散歩では、飼い主が飼い犬を繋いでおくこ
と、つまりリードを使うことが常識です。
「犬を引き回しているみたいでかわいそう」とい
う考え方をする人もいますが、ノーリードで行動
していたために散歩中に犬が攫われそうになった、
あるいは車や自転車に衝突しかけた、などといっ
たことを防ぐため、犬の安全のためにも、散歩時
のリードは必要です。
リードの素材には
- 犬の力に耐える強度
- 犬の動きに対応できる伸縮性
- 雨や汚れを考慮した耐水性
が求められます。
よく用いられるのは金属製や革製のものです。
犬種や用途によってメリット・デメリットがあ
りますが、
金属製は
重さがあり、連続して長期間使用すると金属
アレルギーを発症することもあります。
革製は
馴染むのに時間がかかる、犬の毛や皮脂が絡まっ
て皮膚を痛める、時間経過とともに強度・耐水性
が低下するなどのデメリットがあります。
パラコードはナイロン製の7本の芯線を外側から
被った二重構造になっています。ナイロンですか
ら軽量で水にも強く、水洗いもできます。
また、ある程度の伸縮性もあります。
特に、小型犬~中型犬のリードとしてオススメです。
ドッグリードを作るなら何を準備すればいい?
パラコードのドッグリードは市販されているもの
もあり、製作キットも販売されています。
また、パラコードの加工には特別な道具は必要なく、
カラーが豊富で編み方も何種類かありますので、
オリジナルのドッグリードを作ることができます。
基本的なパラコードの扱い方と、いろいろな編み
方で作るドッグリードをいくつかご紹介しましょう。
最初に覚えよう パラコードの基本「焼き止め」
パラコードで編んでみよう第0回 準備編
ナイロン製の二重構造であるパラコードは、
熱で溶ける性質があります。
これを利用して切断面をライターなどの火で
焙って固める「焼き止め」を行い、糸の切り口
のほつれを防ぎます。この方法を使えば、二本
のコードを一本に繋ぐことも出来ます。
やり方は、切断した部分をライターなどの火で
焙り、溶けたところをはさみの平たい部分を押し
当てて平らにしながら、指先で伸ばすように固め
ていきます。
慣れないうちは火傷をしないように注意してください。
【パラコード】 【004】端の処理 焼き止め処理
<パラコードで作るドッグリード>
用意するもの:パラコード、はさみ、ライター、
Dカンやナスカンなどのパーツ
基本の編み方1 [4本編み]
丸い組紐編みのような出来上がりです。
小型犬・中型犬に向いています。
Paracoed Weaving Four Braid/パラコード:4つ編み
基本の編み方2 [コブラステッチ]
コブラステッチは、ソロモンステッチ、平編み
または平結びとも言います。
丈夫でしっかりとしたリードが作れます。
[分かり易い]パラコード編み方
※こちらでは、軸用と編んでいくコードの二本を
用意して編み進めています。
平結び
※こちらの動画では、リングを使い、一本の糸で
コブラステッチを進めています。
お出かけ前に 犬をリードに慣らすことを忘れずに
最近は室内飼いの犬が増えています。しかし、
犬が健康に長生きをするためには、適度な運
動が欠かせません。
また、好奇心が強い犬にとって、散歩は気分
転換やストレス発散になります。
リードに慣れてもらうために
散歩の時にリードにじゃれついたり引っ張りす
ぎたりといったことを防ぐために、子犬の頃か
らリードに慣れさせておくことも大切です。
犬の外出には飼い主の言いつけに従って行動す
るよう、犬の成長に伴ってしつけと訓練を行い
ましょう。
散歩の運動量は犬種によって違いますので、獣医
師さんやトレーナーに相談しましょう。
まとめ
犬をしっかりと繋ぎ止めることができ、犬にとっ
ても軽くて動きやすいパラコードのドッグリード
をご紹介しました。
手作りのドッグリードで、ブレスレットやストラッ
プなどとお揃いも素敵ですね。
愛犬家の方へのプレゼントとしてもオススメです。
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