春の訪れと同時に八百屋やスーパーに
新たまねぎや新じゃがいもが並び、
にぎわいを見せるようになります。
この時期ならではの
旬の味わい、どのように料理して
味わおうかとわくわくしますよね！
玉ねぎの産地を聞かれると、北海道を
まず思い浮かべる方が多いかと思いま
すが、新たまねぎと言えば主な産地は
鹿児島や兵庫など、比較的温暖な地域
になります。
そんな新玉ねぎの中でも今回ご紹介する
のは、瀬戸内海に位置する兵庫県、
淡路島の新玉ねぎ！
北海道と同様に、淡路島の玉ねぎも
一大ブランドとして有名ですよね。
その美味しさからファンも多いという
淡路島の新玉ねぎ、気候や風土を活かし
て栽培された淡路島新玉ねぎの魅力と
旬の時期についてご紹介していきます！
時期は？
新玉ねぎは玉ねぎの中でも「早生」と
呼ばれる種類のもので、淡路島では3月
下旬から5月の初め頃にかけて出荷されます。
「早生」のシーズン後の5～7月に出回る
ようになる「中生」と呼ばれる品種も
一般的には新玉ねぎと呼ばれます。
こちらは早生よりも水分量はおとりますが、
普通のたまねぎと比べて甘さややわらかさ
は圧倒的に異なります。
普通の玉ねぎに比べて水分量が多く、
みずみずしさが魅力の新玉ねぎですが、
その水分量の多さゆえに長期保存をする
ことができません。
だからこそ
この時期にしか味わうことのできない、
楽しみとも言うことができます。
口にすることのできる期間が短い新たまねぎ、
シーズンが来たらいち早く、できるだけ長く
楽しみたいという方はシーズン前から購入予
約をするという方も多いそうですよ！
淡路島では新たまねぎの時期になると、
試食会や配布など各地で様々なイベント
を行うなどして大いに盛り上がります。
この時期だけの新鮮な新玉ねぎを使った
グルメなどを味わうこともできますので、
直接足を運んで、その魅力を十分に堪能
したうえで自分の目で見て選んで購入する
のもいいですね！
魅力は？
瀬戸内海に位置する淡路島は温暖な気候が
特徴です。風通しがよく、日照時間も長い
ため、甘く旨みのぎっしりとつまった新玉
ねぎの栽培に適した土地ということができます。
そんな淡路島で半年以上かけてじっくり
と育った新玉ねぎの魅力はなんと言っても
その甘さ、やわらかさ、そして水分量たっ
ぷりでみずみずしいという点にあります。
淡路島の新玉ねぎと一口に言っても種類
はいくつかありますが、全体的にどの新
玉ねぎも甘みの強さが特徴。
生の玉ねぎをそのまま食べたらからいと思
いますが、糖度の高い淡路島の新玉ねぎは
かじると、まるでフルーツのような甘さを
感じます。
淡路島の新玉ねぎの本当の美味しさを実感
するならぜひ生食で！と言う理由がここに
あります。
4月頃から出回るようになる淡路島フルーツ
玉ねぎは特に甘みが強く、辛みが少ないと
いうことで不動の人気を誇っています。
玉ねぎの独特の風味や辛みを苦手に感じる
方もいらっしゃると思いますが、淡路島の
玉ねぎなら美味しく食べることができる！
ということも少なくないそう。
小さいお子さんでも食べやすいのがいいですね。
それほど普通の玉ねぎと違うのが
淡路島の新玉ねぎなのです。
淡路島新玉ねぎの甘さの秘密とは
この甘さは他の栽培地域に比べて、
玉ねぎが土に植えられている期間が長いため
だと言われています。
半年～8ヶ月もの期間をかけて生育された新
たまねぎは収穫後にたまねぎ小屋と呼ばれる
小屋で自然乾燥され、この手間によってより
一層甘さとやわらかさが増すそうです。
炒め物やスープなどにしても
もちろん美味しいですが、
淡路島新たまねぎの旬の味を十分に堪能する
のであれば、やはりサラダやオニオンスライ
スなど生食で味わいたいですね！
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