卒業式の服装が「地味だな」
「祝いの席だから華やかさが欲しい」と思ったとき、
一気に華やかにしてくれるのがコサージュです。
祝いの気持ちを表わすためのコサージュですが、
大きさや色、花の種類など
スーツに合ったコサージュを選ぶことは難しいものです。
「それならば」と
今はコサージュを手作りする人が増えています。
卒業式の主役である娘とお揃いのコサージュをつけるなど、
ひと味違った思い出作りをすることが出来ます。
素材は様々ありますが、
毛糸でコサージュを作る方法を紹介します。
卒業式に相応しいコサージュは?
毛糸でコサージュを作るときに注意しなくてはいけないのは
糸選びです。
糸選びを間違えると
かなりカジュアルな印象のコサージュが出来上がってしまい、
厳かなフォーマルな式である卒業式には
ふさわしくないコサージュとなってしまいます。
卒業式は春の式なので、
ウールやアルパカなどの秋冬向けの毛糸ではなく、
リネンやコットン
そして絹などの春夏向けの毛糸を使うことをおすすめします。
特に絹には上品な光沢があるので
フォーマルな式にはぴったりです。
色は淡いパステルカラーを選ぶようにして下さい。
濃い色のコサージュでは品が無い印象になってしまいます。
毛糸での作り方
かぎ編み・バラの編み方(1)diy crochet rose tutorial
毛糸でコサージュを作るときは細い毛糸で、
編み目を細かく編むことをおすすめします。
コサージュ(モチーフ)作りにはかぎ針が適しています。
あくまでも一例ですが作り方を紹介します。
- まず円で作り目をします。
- 立ち上がりは鎖目で、細編みを行います。
編み始めの糸を引っ張ることで
作り目にした円が小さくなり、コサージュの中心が出来上がり、
細編みの初めの目を引き抜いて1段目が完成します。
<ポイント>
出来るだけ強く糸を引き、
円の中心は極力小さなものにすることをおすすめします。 - 2段目は1段目の1つの目に対し2回細編みを編みます。
- 1段目が5目ならば2段目は10目になるという形になり、
これを繰り返していくことでふんわりとした花のモチーフが完成します。
材料の入手方法
手芸店では種類や色に限界があるので
ネット通販で購入することをおすすめします。
卒業式用のコサージュを作るとすると、
おすすめしたい毛糸の1つは
毛糸メーカー「毛糸ピエロ」が販売している
「スタイリッシュシルク」です。
シルクの輝きが美しい上質なシルク混糸で、
編み上りが綺麗な細い糸ですっきりとシンプル、
またフォーマルな席に相応しい
洗練された雰囲気のコサージュが編み上がります。
またこの毛糸は絹100%ではなく、
ポリエステルをバランスよくミックスされています。
ポリエステルには弾力があるため、
編んでいるときにだれにくいため、細かい編み目も綺麗に編み上がり、
絹ならではのツヤを上手に活かすことができます。
こちらで他の材料での作り方も紹介しております。
リンク:「卒業式用コサージュの手作り特集!!色々な作り方を紹介!!」