今では非常に使われている方も多くなっている
低反発系の商品。特に低反発の枕といったものは
大人気となっており、あの感触が良質な睡眠を
手に入れるお伴となっている人もいるでしょう。
中には低反発の枕でないと眠れない人もいるくらいです。
しかし、
そんな低反発の枕のお手入れといった
部分になると皆さんしり込みされている方も
たくさんいるのが実状です。
そこで、今回は低反発枕は洗っていいのかどうかを
確認し、洗っていいならばその方法や乾かし方について
説明していきたいと思います。
低反発枕は洗えるの?
いきなり結論から説明しますが、低反発の枕は水洗い不可能です。
低反発枕はウレタン素材で作られていることが多いの
ですが、このウレタンは水を含むと自重に耐えられなく
なって破けるようになります。
そのため、誤って洗濯機で洗ってしまってボロボロに
なってしまったという経験をしたことがある人も多いい
のではないでしょうか。さらに、熱に弱い素材になっているので
乾燥機にかけるのもNGとなっています。
さらに紫外線にも弱いので天日干しをすると
一気に縮んで硬くなったりボロボロになる可能性もあります。
そしてクリーニングに出すこともできないでしょう。
これ等の事を加味するとお手入れをする事に関しては
非常に不便と言わざるをえません。
むしろ使い捨てと考えたほうがいいかもしれません。
ちなみに、元の大きさに復元するユニーク素材の
クラッシュラテックスの枕や
近頃話題のスノー低反発素材も同じく水洗い不可能で
陰干し推奨となっています。
また、低反発ウレタン素材のものは寿命が
6ヶ月~3年程度でクラッシュラテックスや
スノー低反発のものは寿命が2~3年程度となっており、
- 買い替え時期の目安は素材がヘタって
ボリューム感がなくなり変形してからの戻りが
悪くなったり戻らなくなった時になります。
要するに、低反発系の枕は洗うことも
天日干しもNGでクリーニングにも出せないことが
多いということですね。
低反発は洗えない、お手入れはどうしよう
使用者が多いことで知られる低反発素材の枕ですが、
このようにお手入れする事に関しては非常に不便なので
何かあったら基本は買い替えることがベストとされています。
ただし、低反発ウレタンは、小さな気泡が連続している
特殊な構造をしているので、空気の出し入れをすること
自体が清潔に保つことに繋がると言われているのです。
そのため、可能な限り風通しのよいところで
陰干しするようにしましょう。
陰干しする際はカバーを外して
ファブリーズをしてから行うといいでしょう。
絶対に天日干しはしないようにしてくださいね。
もし、汚れが目立つようになってしまった場合は
タオルに中性洗剤を数滴入れた洗剤液をふくませて、
軽く絞って汚れた部分をトントンと叩いて後は
陰干しするようにしましょう。
陰干しでも水分が含まれていると砕けてしまうので、
低反発ウレタンは絶対に水に当たらないようにしてください。
また、枕カバーを頻繁に洗って枕の汚れを最小限に
抑えるのも有効な方法と言えますね。
枕カバー以外にもバスタオルを使って覆うようにすると
汚れにくくなるのでとにかく枕そのものが汚れないように
工夫するようにしてください。
低反発枕は洗えないので
汚れないようにすることが第一になります。
大切なことは
洗濯しない・水に触れさせない・天日干ししない
ということなので、このルールを低反発素材を
使っている場合は守るようにしてください。
正しいお手入れをしっかり行えば
寿命いっぱい使えるようになり、
頻繁に買い替えることも減るので可能な限り
汚れが付かないように気を付けてください。
汚れているけど仕方ないと思って寝るのは
軽い安眠妨害にもなってしまうので、
常に清潔感がある状態で寝れるようにしてくださいね。
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