夏の最初のイベントごとと言えば
七夕ですよね。
七夕は夏のお祭りや花火大会などのイベント
が控える中、梅雨と真夏の間にくる少しロマン
チックな行事です。
七夕の行事は、奈良時代から始まっていると
言われていて、元々は裁縫の上達を願う神聖な
ものとして扱われて来ました。
そんな飾り付けの中で
星飾りがあるのはご存知でしょうか?
星飾りは七夕のシンボル的な存在にもなるので、
飾れば一段と華やかになります。
「星まで願いが届きますように」という意味を
もっている星飾りですので「願いを叶えたい」と
強く思っている人には、ぜひ挑戦してほしい飾り
付けと言えますよね。
今回は
七夕に飾る星の作り方について紹介していきます。
【簡単】星の作り方
折り紙で星を作ることは多くありません。
星型に近い手裏剣は折り紙でよく作りますが、
星自体を作った経験は意外と少ないのではない
でしょうか?
折り紙で星を作る場合には、折り目をつけながら
一部をハサミで切り落として作っていきます。
① まず最初に折り紙を半分にしてから、折り目
部分を下にした状態で右下から上に向かって
三角を作ります。
② 一度広げてから、今度は右上から下に向かって
三角を作ってから再び広げましょう。
こちらの動画でも詳しく紹介されているので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
簡単折り紙★ 切って作る「星」 ★ 切り紙|Origami Star
③ 次に左下の角を右側に付けた折り目の中心へ
合わせて折った状態で、先を折り返して三角を
作ります。
④ 右下から上に向かって大きな三角を作るように
折り込んで、全体を半分に折っていきましょう。
⑤ この状態から二等辺三角形になるように、ハサミ
で切ってしまいます。そうして広げると何ときれい
なお星様が完成しますよ。
他の折り紙と違って左右対称になることが少ない
作り方で戸惑うかもしれませんが、何度か練習して
見ましょう。
【立体版】星の作り方
こちらの星は
少し立体的な感じに仕上がる作り方です。
硬めの折り紙を使って形が崩れにくいように
工夫しても良いかもしれません。
① まずは半分の三角を作ってから更に半分の
折り目をつけます。
② また折り目を付けるために右側の角を中心に
向かって上へ折って戻しましょう。
折り目を付ける際には全部折るのではなく、
目印を付ける感じにするのがコツです。
こちらの動画でも詳しく紹介されているので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
折り紙 立体の星の作り方 Origami 3d Star instructions
③ 次に左上から先ほどつけた右側の折り目に
向かって折り目を入れます。そうすると三角形の
右側に二つの折り目が出てきますね。
④ 次に下側の折り目を再び折るんですが、上側の
折り目に向かうように方向を変えて折り込みます。
⑤ そして左側の三角を右側に一旦折り込んでから
折り返すと、大きな三角形が二つできますよ。
⑥ そこから右側の三角を内側に向かって折れば、
花束のようなきれいな形になるので、この状態から
先を左上から右下に向かって切ってしまいます。
⑦ 切れ端側を広げれば可愛い立体的なお星様の
出来上がりです。
折り方が複雑なので、大変かもしれませんが
折り目を付けるコツさえ掴めば何個でも作れる
ようになりますよ。
【アレンジ版】つづり飾りの作り方
この星飾りは一つだけでなく複数の星を糸で
繋げる星飾りです。
① まずは、
短冊サイズの折り紙と針と糸を用意します。
② 折り紙は最初に縦に三つ折りしてから横半分
の折り目を付けて、端から中心の折り目に向かって
折りましょう。
③ 更にそれを半分に折ってから、お布団を畳む
ようにジグザグに三つ折りします。
こちらの動画でも詳しく紹介しているので、
ぜひ参考にしてみてください。
クリスマス・七夕に。「つづり星飾り」折り紙 "Star decoration" Origami. For Christmas and Tanabata.
④ そうすると12個のマス目が出来るはずなので
確認しましょう。マス目のうち端にある2マス分を
広げて重ね合わせます。
⑤ これで星型の枠が完成しているので、あとは星の
角が出るように折り目をつければ型抜き星の完成です。
この星をたくさん作って、針と糸で下から上に
どんどん通していけばつづり星飾りが出来上がり
ますよ。
針を使うので、くれぐれも怪我のないように
してくださいね。
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