色の美しさやくりっとした瞳の愛らしさ、
さらに好奇心旺盛で
人懐っこいところのあるミドリフグ。
実はミドリフグは熱帯魚の仲間で、
ペットとしてとても人気があります。
淡水と海水が混じり合う汽水に生息する
ミドリフグは、飼育の際に水の塩分濃度などに
気をつけなくてはならなりませんが、
水と同様に気を配ってあげたいのが餌です。
食いしん坊で餌をたくさん食べるミドリフグにとって、
餌はとても大切なもの。
長生きするためには栄養なども
きちんと考えて食べさせてあげたいですね。
どんなものを与えればいい？
どうやってあげればいい？
ミドリフグの餌についてご紹介していきます！
餌は何がいいのか？
熱帯魚用の粒状の餌などが
ペットショップなどで販売されていますが、
ミドリフグはあまり人工の餌を好みません。
天然のものでは赤虫やオキアミなどが
食いつきのよい餌としてあげられます。
赤虫には冷凍のものと乾燥のものがありますが、
冷凍の方がより食いつきがいいことが多いそう。
しかし食いつきがいいからと天然の餌ばかり
あげていると、どうしても栄養が偏ってしまいます。
このようにミドリフグに必要なビタミンや
ミネラルを含んだ餌もありますので、
好みや栄養バランスを考えて、
うまく組み合わせてあげるようにしましょう。
魚の切り身やアサリ、ホタテなどを
好む子も多いですが、そういったものは
水が汚れやすいので、できれば水換えをする
直前などにあげるようにするといいですね。
与え方
餌は1日に朝だけ、もしくは朝、夕の2回与えます。
赤虫のような小さな餌の場合は
そのまま水槽に入れるだけでも大丈夫ですが、
一口で食べられないような大きな餌は
小さく切って与えるか、
ピンセットや割り箸などで挟んで
直接口元に持っていってあげましょう。
♥ 大きな餌を一生懸命ついばむように食べる姿は
とても可愛らしいですよ！
与える餌の量は個体によって差がありますが、
お腹がぷくっとふくれるくらいの量が目安になります。
慣れないうちは少しずつ与えて様子を見て、
適切な量を探ってみてください。
ミドリフグのお食事
ミドリフグはたくさん餌を食べるので、
多めに餌を入れてあげたくなりますが、
餌の増加は水の汚れに直結します。
もし水槽に入れた餌が残ってしまった場合は
放置せずにその都度取り除いてあげるようにしましょう。
これだけで水質低下のスピードを下げることができます。
長生きさせてあげるためには
餌のバランスを考えることと、
食べ残しをきちんと処理して
水を綺麗に保つことを心がけてくださいね！
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