そうめんや冷やっこの薬味や甘酢漬けなどで活躍するみょうが。
お味噌汁に入れたり天ぷらにしたりしても美味しく、
独特の風味は料理の味のアクセントになってくれます。
そんなみょうが、家庭でも育てやすい野菜なのです。
植えてしまえばぞれほど手をかける必要もなく、
虫も比較的つきにくいので家庭菜園初心者の方にもおすすめ。
ベランダでも栽培できるので、マンションやアパートの方でも大丈夫。
栽培したてのみょうがの風味は格別ですよ!
みょうがの栽培の仕方についてご紹介していきます。
栽培時期は?
夏になると店頭に並ぶようになるみょうが。
植え付けは3~4月頃、収穫は8月~9月頃になります。
みょうがは一度植えると
3~4年は続けて収穫することができます。
2年目以降は6月くらいから収穫できるようになりますよ!
栽培方法
みょうがは種株、もしくはポット苗から栽培を始めます。
✿3~4月頃に園芸店などで出回り始めます。
畑に植える場合は植える場所に
たい肥(野菜、落ち葉などを積み重ねて腐らせることによって
作った肥料)を混ぜ込み、プランターで栽培する場合は
野菜用の培養土を使用します。
みょうがは日陰でも育つので、
植えこむのは日当たりの悪い場所でも問題ありません。
プランターの場合は
30cm以上深さのある大きめのものを用意しましょう。
- 植え付けは15~20cmの間隔で行います。
- 種株は芽が上を向くように土の上に置いたら
5~8cmほど土をかぶせます。
►ポット苗は植え穴を掘って植え付けてください。 - みょうがは乾燥が苦手なので、
植え付けたらたっぷりと水をやりましょう。
►日当たりがよく、土が乾きやすい場合は
ワラを敷くなどして土の表面が乾かないようにしてください。 - 葉が密集してくれば
土の部分が影になるので乾燥しにくくなりますよ!
- みょうがを育てる上で1番気をつけなくてはならないのは
土の乾燥です。忘れないように水やりをしてください。 - 葉が多くなりすぎた場合は
株が重みに負けて倒れてきてしまうことがあるので
間引きするようにしてください。
植え付けて最初の年は9月頃になると収穫できるようになります。
私たちが口にするみょうがは花蕾というつぼみにあたるもの。
株元あたりの土の中からつぼみが出てくるので、手で折って収穫します。
美味しく食べるには
しまった状態のつぼみを収穫するのがおすすめです。
収穫せずにそのままにしておくと花が咲いてしまうので、
取り遅れないように収穫してください。
1年目はあまりたくさん収穫できませんが、
2年目以降は早い時期にたくさん収穫できるようになってきますよ!