我が家の父は屋上でガーデニングを始め、
季節ごとの花を咲かせて
実家に秘密の花園を作り上げたほどの
ガーデニングの腕前なんです。
その父が私が結婚するときに
「家の前に何か植えるなら、初心者向けのビオラが良いぞ。」と
花嫁をおくりだす父とは思えぬ言葉を呟いたのを覚えています。
実際にビオラを植えてみると
かなり簡単に、綺麗に咲いてくれたので、
父に感謝した覚えがあります。
もしガーデニングを始めたいけど
初心者で何もわからないという人なら
ビオラが断然おすすめです。
手入れの方法も簡単ですし、
花は綺麗に次々と咲いてくれますよ。
ビオラの時期
ビオラの開花時期は10月から3月までとかなり長い期間です。
長い期間花が楽しめるのもビオラの魅力ですよね。
土の準備方法
土は必ず新しいものを準備しましょう。
庭に植える場合は土壌改良材を使用するのが良いようです。
土を用意する場合は
ビオラ・パンジー専用土というものもありますし、
花や野菜用の土として一般的に販売されているものでも構いません。
種のまき方
- 種から育てる場合はまず種撒きようのトレイで育てていきます。
- ここで目が出たころに一株ずつポッドへ移し替えます。
- そして根が張って開花間近まで成長すると
プランターなどに移すようにします。
初心者の方でこの方法が面倒に感じる方は
最初から苗を購入しましょう。
寄せ植え方法
寄せ植えを行う場合、大切なのは
植物の生育環境が同じであること、置き場所が同じであることです。
ビオラの場合、生育環境としては
冬場でも水やりを頻繁に行う事が大切ですし、
置き場所としては日の光が当たる場所が良いとされています。
この条件に合う寄せ植えの植物では
ハボタンやストックなどがおすすめです。
ハボタンは背が低いので、ビオラとともに寄せ植えにすると
コンパクトにまとまったイメージになりますし、
ストックは背が高いので立体的な鉢植えになります。
生育環境と置き場所さえ同じであれば
組み合わせは自由なので、色々と考えてみましょう。
切り戻し方法
ビオラはどんどんと芽が増えていく植物です。
なので特に何もしなければ
栄養が回らなくなり細くなっていってしまいます。
下の方に新しい小さい芽がたくさん出てきたら、
伸びてしまった部分は思い切って切りましょう。
このようにすることで
ビオラは健康に花を咲かすことが出来るのです。
植え替え方法
苗を購入した場合はなるべく早く植え替えをしましょう。
植え替えが遅くなってしまうとお花が縦に間延びしてしまいます。
鉢植えのそこに水はけがよくなるように底石を敷きます。
その上に土、元肥、さらに土の順番でかぶせていきます。
その上に苗を置きます。
苗はポットから出したらほぐしておきましょう。
苗の根元には土がかからないように
深く植えすぎないようにしましょう。
少しだけ注意してあげたらビオラは綺麗に長い期間咲いてくれます。
ガーデニングの初歩としてはおすすめな花ですよ。
是非チャレンジしてみてください。