みなさん
日焼け止めを小まめに塗り直していますか?
日焼け止めは2〜3時間おきに塗り直さないと
効果が継続しないことは知られていますが、
面倒でつい怠ってしまいがちですよね。
メイクをした上からだと、メイク崩れも心配です。
それでは、メイクの上からでも崩れない、
日焼け止めの簡単な塗り直し方をご紹介します。
SPF値とPA値の違いと選び方
SPF値
SPF(Sun Protection Factor)は、紫外線B波を
防ぐ目安の値です。
日焼け止めを塗っていない状態と塗った状態を
比べたときに、肌が日焼けをするまでの時間
(SPFは約20分で日焼けすると言われています。)
が何倍まで伸びるかを表しています。
例えばSPF20の場合、
20分×SPF20=400分(6時間半)日焼け
止めの効果が持続すると言われています。
SPF10〜20:日常生活
SPF15〜30:短時間のアクティビティーや、
屋外での軽いスポーツなど
SPF30〜50:炎天下でのマリンスポーツや、
紫外線が強い時など
PA値
PA(Protection grade of UVA)は、紫外線A波
を防ぐ目安の値です。
紫外線A波を防ぐ効果を、+の多さで表していて
いて、+が多いほど効果が高いです。
もちろん、SPF値やPA値が高いほど肌への負担
は大きくなりますので、日常生活ではあまり
高い値はお勧めしません。
日焼け止めの特徴
- クリームタイプ
肌が乾燥しにくく、肌馴染みが良いです。
クリームの種類によっては固めで伸びにくい
ので、塗り残しやムラに注意が必要です。
- ミルクタイプ
クリームタイプよりも柔らかく、ベタつきが
苦手な方にオススメです。
肌の上で伸ばしやすいですが、落ちやすいです。
- ジェルタイプ
さっぱりとした使い心地で、ミルクタイプでも
ベタつきが気になる方にオススメです。
夏の暑くてジメジメとした時期には、ひんやり
として快適です。
- スプレータイプ
顔や体だけでなく、髪の毛や頭皮の日焼け対策
にもオススメです。
細かいミストなので、あまりカバー力はあり
ませんが、外出先での日焼け止めの塗り直し
には、一番簡単で手間がかかりません。
- パウダータイプ
化粧直しに肌にパウダーをのせる感覚で使用
することができます。
休日や短時間のお出かけに最適です。
日焼け止めの塗り直し方
海水浴など屋外の場合
SPF20の場合、約6時間半効果が持続する
とされていますが、汗や皮脂で日焼け止めは
落ちてしまいます。
また、紫外線吸収剤はSPF値が高い日焼け止め
に必要な成分ですが、時間が経過すると化学
変化が起きやすく、紫外線を防ぐ力が弱まります。
日焼け止めは2〜3時間おきに、小まめに塗り
直すとより効果的です。
オフィスなど屋内の場合
屋外に比べ日焼け止めが落ちることは少ない
ので、メイク直しのタイミングで3〜4時間
を目安に塗り直すと効果的です。
皮脂をティッシュオフしたあと、軽く保湿
してから塗り直してください。
スプレータイプならメイク崩れの心配もなく、
手軽に塗り直すことができます。
メイクの上から日焼け止めをどう塗る?
スプレータイプはメイクをした上からでも
手軽に塗り直しができてオススメですが、
今回は、ミルクタイプの日焼け止めの塗り
直し方をご紹介します。
[手順]
- 手の平にコイン大の日焼け止め出し、
手の平同士を合わせてよく馴染ませます。 - 顔をこすらずに日焼け止めを顔にのせる
ように、手の平で優しく肌を押さえます。 - 日焼けがしやすい頬、鼻、おでこなどの
高い位置を中心にのせます。 - 乳液はファンデーションが崩れた時など、
メイク直しの場面でもよく使われます。
乳液を軽く肌にのせ、少しコットンなどで
拭き取り、その上からファンデーションを
塗り直します。
ミルクタイプの日焼け止めなら、メイク直し
も兼ねて日焼け止めを塗り直すことができます。
- パウダーファンデーションなどで
軽く肌のテカリを押さえます。