季節が変わり急に寒くなると、
免疫力が落ちやすく体調を崩しやすくなります。
鍋は体の芯から温まりますし、菌活に必要な
食材がいっぱい含まれています。
食物繊維たっぷりな野菜と菌の組み合わせは、
とても菌活に良い組み合わせです。菌活パワー
で寒さに負けない強い体を作りましょう!
鍋で菌活することによって得られる効果
冷たい食べ物は体と同時に腸内も冷やします。
腸が冷えると免疫細胞がうまく機能せず、
免疫力が低下します。
免疫力が下がると、風邪やインフルエンザに
かかりやすくなるなど色々な体の不調が出て
きます。
温かい料理は体がポカポカしてきますよね。
このポカポカが腸内環境にとてもいい環境なんです。
ビフィズス菌は約40°で死滅すると言われて
いますが、生菌も死菌も菌活では特に問題あ
りません。
鍋料理は加熱するので菌は死んでしまいます
が、腸内のビフィズス菌のエサになりますの
で、立派に働いてくれます。
そして、温かくなった腸内が腸内細菌を増殖
するのに最適な環境になります。
菌活の効果を最大に得られる鍋の作り方
鶏団子と丸ごとゴボウ鍋
キノコ類は菌活鍋には欠かせない食材です。
キノコは低カロリーなのに、栄養は満点です。
食物繊維、ビタミンD、ミネラル、葉酸など
色々な栄養素が含まれています。
他の食材の食物繊維やオリゴ糖と一緒に摂取
すれば、菌が増殖しやすい腸内環境を作ること
ができます。
ゴボウは水溶性食物繊維、玉ねぎはオリゴ糖
を含んでおり、ショウガは体を温めます。
■材料(2〜3人前)
ゴボウ | 5〜6本 |
しめじ、えのきなどキノコ類 | 適量 |
ごま油 | 大さじ1 |
鶏ガラスープの素 | 大さじ2〜3 |
お酒 | 大さじ2 |
醤油 | 濃い味がお好きな方はお好みで |
■鶏団子の材料
鶏ミンチ | 200g |
玉ねぎ | 20g |
乾燥椎茸 | 2枚 |
人参 | 20g |
ショウガ | 1かけ |
卵 | 1個 |
塩 | 少々 |
コショウ | 少々 |
片栗粉 | 小さじ1 |
<作り方>
- ① ゴボウを笹がきにします。(アクが気に
なる方は30分程水にさらしてください。) - ② ごま油でゴボウをさっと炒めます。
- ③ ゴボウが浸るぐらいのお水と、鶏ガラ
スープの素、お酒、醤油を入れ煮立たせます。 - ④ 鶏団子を作ります。玉ねぎ、乾燥椎茸
(水に戻したもの)、人参、ショウガは
全てみじん切りにします。 - ⑤ ボウルに、みじん切りにした野菜と、
残りの材料を全て入れ、粘り気が出るま
で混ぜます。 - ⑥ ③の中にキノコ類と一口サイズに丸め
た鶏団子を入れ、5分程煮立たせたら完成です。
いろどりに小口ネギを散らすと、見た目
もいいですね。
味噌キムチ鍋
王道のキムチ鍋です。キムチ鍋は菌活食材が
たくさん含まれています。
味噌、キムチは発酵食品、唐辛子、にんにくは
水溶性食物繊維、ニラは不溶性食物繊維、そし
てたっぷりのキノコが入ります。
スープは一から作ってもいいですが、面倒な方
はキムチ鍋の素でもOKです。
■材料(2〜3人前)
キムチ | 150g |
豚肉 | 300g |
キノコ類 | 適量 |
白菜 | 1/4株 |
ニラ | 1束 |
人参 | 20g |
豆腐 | 1丁 |
■キムチ鍋のスープ
鶏がらスープの素 | 大さじ2 |
味噌 | 大さじ2〜3 |
ショウガ | 1かけ |
にんにく | 1かけ |
唐辛子 | お好みで |
ごま油 | 大さじ1 |
<作り方>
- ① ごま油で、にんにく、ショウガ、唐辛子を
香りが出るまで炒めます。 - ② キムチを加えさらに炒めます。
- ③ 水を加え、キムチ鍋のスープの材料を全て
入れ、味を整えます。白菜から水分が出るの
で、少し濃い味にしましょう。 - ④ 野菜と豚肉を加え煮立ったら完成です。
塩麹鍋
辛い食べ物が苦手な方は、塩麹鍋がオススメです。
塩麹は、麹、塩、水を混ぜ一日一回かき混ぜて
空気に触れさせることで1週間ほどで熟成されます。
塩麹は塩の角がとれたまろやかな味で、スープ
に深みが出ます。鍋の中にうどんやお餅を入れ
ても美味しいですよ。
■材料(2〜3人前)
鶏肉 | 300g |
キノコ類 | 適量 |
キャベツ | 半玉 |
ねぎ | 2本 |
豆腐 | 1丁 |
■調味料
塩麹 | 大さじ2 |
顆粒だし | 大さじ1 |
お酒 | 大さじ2 |
醤油 | 大さじ2 |
<作り方>
- ① 作り方はとっても簡単。鍋にお水、切った野菜、
調味料を入れて煮立ったら完成です。