お風呂場に入った時に、何やら小さな虫が
ブンブン飛び回っている事はありませんか?
窓を開けておけば逃げ出すだろうと思って、
そのままにしていると
来る日も来る日も飛び回っていて、徐々に数が
増えてきている何て事もあるかもしれません。
お風呂場には、汚れや水分が多い事から
「チョウバエ」と呼ばれる小さは虫が発生する
ことがあります。
直接的な害はありませんが、あまり気持ちの
良いものではありませんよね。
今回は、そんなお風呂の虫を駆除する方法と
対策を紹介していきます。
お風呂の虫はチョウバエ
お風呂の中で見られる最も多い虫として挙げられ
るのが、チョウバエと呼ばれるハエの一種です。
チョウバエは、普通のハエに比べて小さく、
1mm〜4mm程度の大きさで灰黒色であるのが
特徴です。
直接的な害はありませんが、幼虫が体内に
入り込んだ場合に、ハエ症と呼ばれる腹痛や
下痢等の症状が出てきます。
チョウバエは、水周りや汚れがある場所を
好み、繁殖場所としては最適な環境である事
から、お風呂の排水溝等から発生する事が多く
あります。
一匹あたりの産卵数は200個と言われていて、
約2週間の幼虫期間を経て成虫になります。
卵を産む場所は、主に汚れが溜まった所や、
お風呂であれば水垢や髪の毛の溜まった箇所です。
考えただけでも、少しゾッとしますよね。
対策と駆除方法
お風呂で発生しやすいチョウバエですが、
ポイントを押さえておけば発生を防ぐ事が出来ます。
また、発生したら直ちに駆除しておかないと、
どんどん数が増えてくる可能性もあるので注意が
必要です。
こちらではチョウバエが発生しないようにする対策
と、発生した後の駆除方法について紹介していきま
しょう。
対策-侵入を防ぐ
最もシンプルで効果的な方法として、単純に
チョウバエが侵入しないようにする事が挙げ
られます。
チョウバエは、もともと外から侵入して居場所を
みつけ卵を産み付けるプロセスを踏むので、外部
から虫が入らないような仕組みになっていれば
発生することはありません。
お風呂場を使い終わった後は、窓をきちっと閉める
ように心がけましょう。
対策-排水部分をチェック
排水管や排水溝等に汚れや水が溜まっていると、
チョウバエの発生源になりやすいです。
ときどき、汚れが溜まっていないか等のチェック
をするようにしましょう。
駆除-殺虫剤を使う
もしチョウバエが発生してしまったら、手っ取り
早い方法として殺虫剤を使うのもアリです。
但し、むやみに散布するのでなく発生源を把握
した上でまく方が効果的です。
殺虫剤を使う場合は、マスクをして目や喉の保護
を忘れないようにしましょう。
熱湯をかける
チョウバエは熱湯に弱く、発生源となる箇所に
かけるとたちまち除去されます。
取り急ぎの方法としては、一番向いていると
言えるでしょう。
虫が発生しない掃除方法
何より一番良いのは、普段からの掃除で、
チョウバエが発生しないよう予防線を張る事です。
汚れをきれいに落とす事はもちろんですが、少量
の水分が残っていてもチョウバエが繁殖するきっか
けになります。
掃除をした後は、壁や床をよく拭いて水分を
残さないようにしましょう。
窓を開けて、よく換気をするのも効果的です。
こちらの動画ではプロのお風呂掃除を紹介して
いるので、ぜひ参考にしてみてください。
【お風呂④】掃除が面倒なドア、壁、床、浴槽を一気にやっつける!
洗剤を洗い流した後も、ちゃんと水気を拭き
取っている事が分かります。また、むやみに
流す水を大量に使っていない事も伺えますよね。
水量を最小限に止める事で、水が飛び散って
無駄な水気を残さないようにするのも、虫を
発生させないお風呂掃除のポイントと言えます。
チョウバエは、直接的な害がないとは言え、
発生している事自体に嫌悪感を抱く方は少なく
ありません。
また、発生している事がお風呂汚れのバロ
メーターにもなります。
きれいにしているはずなのに、何故か虫が発生
している場合には、一度お風呂場をくまなく
チェックして見ても良いかもしれません。