丸い体にキョロッとした愛らしい目。
その姿からまるで天使のようだと言われるミドリフグ。
ペットショップや
ホームセンターなどで購入できるだけでなく、
ゲームセンターのUFOキャッチャーの景品にも
なるなどして、話題を呼んでいます。
膨らんだり体の色が変わったりと、
見ていて飽きない愛らしさを持つミドリフグ、
もともとの生息しているのは東南アジアの汽水域。
汽水域とは
海水と淡水が入り混じっている場所のことです。
それではミドリフグを家庭で飼育する場合、
水はどうしたらいいのでしょうか?
淡水で育てても大丈夫?海水も混ぜた方がいい?
実はまだ分かっていない部分も多いのですが、
一般的に理想とされているミドリフグの
飼育環境についてご紹介していきます!
ミドリフグを淡水で飼う方法
基本的にミドリフグは
海水と淡水の混ざった汽水で飼育するのが
理想とされています。
最近では淡水で採取されたので、
淡水で飼育することができるという
淡水ミドリフグなども出回っているそうですが、
一生淡水で育てて問題ないのか、
きちんと長生きさせてあげられるのかは
まだよく分からない部分が多いそう。
噂の完全淡水ミドリフグ、始めました
淡水で育てていたけれど、
状態が良くなさそうだったので
汽水に変更したという方も多いので、
淡水で育てる場合は
きちんと様子を見てあげる必要があります。
念のために汽水に変更してあげられる
準備もしておくと安心ですね。
汽水で育てたいけれど、
海水はすぐに手に入らないという場合には
ホームセンターや
ペットショップで販売されている海水の素を使います。
水に海水の素を溶かし、幼魚のうちは
海水の4分の1程度の塩分濃度にしてあげます。
♦ 汽水は比重計で1.008~1.010くらいが目安です。
ミドリフグは成長すると汽水域から海水域へと
生息場所を変えると言われているので、
ご家庭で飼育する場合も成長に合わせて
海水に近づけてあげるのが理想とされています。
海水の2分の1程度の濃度にしてあげると
よいそうですが、急に塩分濃度を上げると
水質の変化に耐えられず、死んでしまうこともあります。
比重の変更は1日に0.01までとし、
時間をかけて徐々に体を慣らしてあげるようにしましょう。
ミドリフグの飼育に関しては
淡水で大丈夫、汽水でないといけない、
海水の方が長生きできるなどといろいろな説があり、
どのような飼育環境が最も適しているとは
一概に言えない状態です。
個体によっても違いがありますので、
様子を見ながら柔軟に対応してあげられるといいですね!
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