「いまどき編み物って。」
と思っている方も多いと思いますが、いざやって
みてハマった方もいるんじゃないでしょうか?
今回、ご紹介するのはかぎ針による
レッグウォーマーの編み方についてです。
レッグウォーマーって女性のイメージが強い
ですが、寒い時期には性別に関わらず使える
健康グッズとして重宝できます。
寒くなると寝ている間に足首から冷えて、
体調不良になるケースがよくあります。
そんな時、レッグウォーマーは期待以上の効果
を発揮してくれるので、自分にも大切な人にも、
一度作ってみてはいかがでしょうか?
毛糸の種類
まずは素材選びが大切です。
人によっては肌に合わなかったりする場合もある
ので、毛糸選びは意外と見落としやすい重要なポ
イントです。
基本的には「カシミア」が繊維が細かく痒みを
感じにくいとされていますが、洗濯の時に柔軟
剤を使うだけで繊維による痒みは解消されます。
太さも色々ありますが、特にこだわりがないの
であれば並太でいいでしょう。
かぎ針の魅力
かぎ針は棒針とは異なり、一つ目ずつ完結させ
て編んでいくのでほどける事がありません。
また、編目の種類が棒針に比べて少ないので覚
えやすく、いずれもかぎ針一本と糸のみで出来
てしまいます。
かぎ針はしっかり編んでいくことから、目の詰
まった編み方を使えば小さくて立体的な小物に
も向いています。
かぎ針編みの基本
基本的には自分のやりやすいスタイルを確立さ
せればいいと思いますが、糸のかけ方とかぎ針
の持ち方をご紹介します。
糸は下から小指の後ろをとおし、薬指と中指の
前を経て、人差し指の後ろからぐるっと前に引っ
掛けます。
糸が滑りやすかったりして手から糸が抜けそうな
場合は、小指で一回巻きつけて固定してください。
次にかぎ針の持ち方ですが、先のかぎ爪が下に
なるように親指と人差し指で持ちます。この時、
中指は軽く添えてください。
編み方
かぎ針における基本の編み方は鎖編みです。
鎖編みの最初はかぎ針に糸を巻きつけて締める
とこから始めますが、最初の目は作り目の数に
入れません。
こちらの動画では鎖編みの作り目を紹介してい
るので是非参考にしてください。
編み物の基本 かぎ針編み 鎖編みの作り目
作り目ができた後の基本的な編み方で、細編み
と長編みがあります。
細編みは立ち上がりの鎖を1目編み、長編みは
立ち上がりの鎖を3目編んでいきますが、長編
みの方が伸縮性はあります。
check point !
レッグウォーマー作りにはポイントで伸縮性
が必要になってくるので、細編みと長編みを
ミックスさせて作っていくのがいいでしょう。
かぎ針編みのレッグウォーマー
では実際に、かぎ針による鎖編みのレッグウォー
マー作成ポイントを紹介していきます。
レッグウォーマーの編み始め~段目ごとの編み方
- ♣ 1段目
最初に鎖の作り目を54目作って輪っかにして、
鎖1目の立ち上がりで鎖の裏山を1週細編みします。
- ♣ 2段目
2段目からは模様編みです。
作り目を飛ばしながら長編みで作っていくのが
いいでしょう。この例では大きな扇と小さな扇
が出来上がっていきます。
大きな扇:立ち上がり鎖3目→4目めに長編み3目
作成→同じ箇所にもう一回3目長編み→3目飛ば
して2目長編み
小さな扇:鎖を2目編み→3目飛ばした同じ目に
長編み・鎖・長編みを1目ずつ編む→鎖を2目編
み→3目飛ばして2目長編み
- ♣ 3段目以降
3段目以降も同じパターンですが、前段の模様と
互い違いになるように編み進めて15段目まで編み
ます。
これで、基本的な部分は作れてしまいますが、
追加で縁編み等を施してしっかり形作っていく
のもいいでしょう。
一時期かぎ針はブームを去っていましたが、
かぎ針編みの本をよく目にします。
その分、売られている道具の種類も多いので、自
分にあったアイテムを探して見てください。
どちらかと言えば可愛らしい感じに仕上げやすい
ので、いろんな模様編みを試して目で見ても楽し
めるようなレッグウォーマーを作って見てはいか
がでしょうか?
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