役立つ情報サイト

Japan Treasure Media search

金魚の飼い方は?飼育方法を紹介!!

更新日:

 

中国原産の金魚は、フナの突然変異種を

人為的に何度も交配して作られました。

 

最も親しまれている観賞魚の一種として、

世界中で古くから知られており目にする

機会も多いですが、

 

金魚すくいで手に入れた金魚や、熱帯魚

ショップで購入した金魚が直ぐに死んで

しまった経験があると思います。

 

しかし

本来金魚は生命力が強く、正しい飼育知識

適切な環境で育てれば10年は生きられる

なんです。

 

そこで今回、金魚の飼育について

  • 用意する物
  • 金魚の選び方
  • 水槽の立ち上げ、金魚の導入
  • 日々の管理
  • 注意する病気
  • 屋外飼育法
  • 注意点

などをご紹介します。

 

用意する物

・水槽(30~60㎝)

金魚を入れる水槽は、小さいと水質の変化・水温の変化が激しく金魚にとって負担になるので、1匹あたり10ℓの水量を目安に水槽を選びます。

また金魚飼育の定番とされる金魚鉢は、1~2匹の観賞用には向いていますが長期的な飼育には適していません。

 

・ろ過装置

ろ過装置を設置する事により、金魚の排泄物や餌の食べ残しなどをろ過し水替えの頻度を減らす事が出来ます。

また、上面式ろ過器を使用するとエアーレーション効果が生じる事により、エアーポンプを設置する必要がなくなります。

 

・ヒーター

一般的な熱帯魚に比べ寒さには強いですが、急激な水温の変化は病気やストレスの原因となります。

特に冬場は昼と夜の気温差が大きいので、水槽用のヒーターを設置して水温を管理しましょう。

 

・蛍光灯

必ずしも必要ではありませんが、蛍光灯を付けると金魚の色艶が良くなるようです。

また、水槽に水草を入れる場合は育成させるのに光が必要なので、蛍光灯の設置は必須となります。

 

・カルキ抜き

水道水には消毒のためカルキという塩素が含まれています。

また他にも金魚にとっては有害な物質が混ざり合っているため、水槽に入れる水は必ずカルキ抜きで無毒化して使用しましょう。

 

・底砂

水槽に底砂を敷く事で、水を浄化し水質を安定させてくれるバクテリアの住処となります。

定番の大磯砂や、市販の金魚の砂利などがおススメです。

 

・水草

水草を入れると水槽のレイアウトになる他、魚の隠れ家や飼育環境を良好に保つメリットがあります。

ただし金魚は雑食のため、食べられ水草はどんどん食べてしまいます。

ブセファランドラやアヌビアス・ナナなど、金魚が食べない丈夫で育てやすい水草を選びましょう。

金魚

 

 

金魚の選び方

金魚すくいで金魚を入手する場合

すくいやすい小さな動きの鈍い個体を選んで

しまいがちですよね。

 

しかし

そのような個体は輸送中に弱ってしまった、

又はケガや病気にかかっている可能性もある

ので、よく泳ぐ元気の良い金魚を狙いましょう。

 

熱帯魚ショップで購入する場合

水槽に対して過密飼育になっていないか、

体の色艶、各ヒレに変色や変形がないか、泳ぎや

行動に異常はないかなどを慎重に観察し選びます。

金魚

 

 

水槽の立ち上げ、金魚の導入

水槽の立ち上げ 

設置したばかりの水槽にはまだバクテリアが

いないので、非常に不安定な水質です。

 

その状態では金魚にかかる負担が大変大きく、

病気になり死んでしまう事がありますので

 

水槽を購入したら、

金魚を入れる前にバクテリアを定着させ水質

を安定させる「水槽立ち上げ」と呼ばれる準備

をしなければなりません。

 

  • 水槽や底砂を水だけでよく洗います。
  • 水槽に底砂、水草、その他周辺機器を
    取り付けカルキを抜いた水を入れます。
  • ろ過フィルターを作動させ2週間程放置します。

 

金魚の導入 

水槽の立ち上げが完了したらいよいよ金魚を

導入しますが、ここでも注意が必要です。

 

水質や水温の急激な変化は、ストレスを与え

病気の原因となるので水温・水質合わせを行い

水槽に導入します。

 

水温合わせ 

購入した金魚が入っている袋を未開封のまま

水槽に30分程度浮かべます。

 

水質合わせ 

水温合わせが済んだら、袋の中に水槽の水を

約10分置きに少しずつ入れて水質を合わせます。

 

袋の水に病原菌がいる可能性を考えて、水質

合わせが完了したら最終的に金魚だけを水槽

に移します。

 

金魚飼育をはじめました!

 

日々の管理

導入した金魚は環境の変化から落ち着きがなく

なるので、最初の2~3日は餌を与えません。

 

また、餌を与え過ぎると食べ残しや糞から

水質が悪化してしまうので、1回につき2~3分

で食べきる量を1日1~2回規則正しく与えます。

 

餌の食べ残しはその都度速やかに除去し、水槽

の様子をみて2~3週間に1回水替えをします。

金魚

 

 

注意する病気

金魚は丈夫で育てやすい観賞魚と言われてい

ますが、飼育環境によっては死に至る病気に

かかります。

 

細菌性の病気や寄生虫、ウイルス性の病気

などその症状や予防法を詳しくまとめました

のでご覧ください。

 

「金魚を病気から守りたい!!予防と治療方法を紹介!!」

SOS

 

 

屋外飼育

「金魚は本来屋外で飼育し、上から眺める物」

という考えがあるように、屋外飼育と水槽飼育

の金魚ではまた違った美しさを魅せてくれます。

 

また祖先にフナをもつ事から、日本の屋外でも

ポイントさえ抑えれば飼育しやすい観賞魚なんです。

屋外での飼育法についてはこちらに詳しく記載

しましたので、参考にして下さい。

「金魚を屋外で飼育する場合に注意する事は?飼い方を紹介!!」

 

金魚

 

 

注意点

・水槽に蛍光灯を設置する場合は、1日中付けっ

ぱなしにすると金魚が眠れなくなってしまうの

で、1日8~10時間程を目安に点灯しましょう。

 

また、直射日光は苔の発生や水温の上昇につな

がるので蛍光灯の代わりにはなりません。

 

・水替えの際1度に水槽内の全ての水を変えると

バクテリアの減少や水温・水質の変化により金

魚が弱ってしまうので、1回につき1/3~1/2程度

の水を変えます。

 

・底砂が汚れて洗浄する場合は、水道水で洗う

と砂に定着したバクテリアがいなくなってしま

うので、水槽の水を使用して洗います。

 

金魚

 

 

まとめ

  • 飼育する水槽は大きめを選ぶ。
  • 金魚すくいでは良く動く元気な個体、購入
    する場合は健康状態を観察して選ぶ。
  • バクテリアを定着させる水槽立ち上げをし
    て金魚を導入する。
  • 水温・水質を合わせて金魚を水槽に移す。
  • 水槽に移した最初の2~3日は餌を与えない。
  • 2~3週間に1回1/3~1/2の水を変える。

 

-ペット, 生活

Copyright© Japan Treasure Media search , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.