これから寒くなる季節です。
足首をひやすと、抵抗力がさがりいろんな病気
にかかってしまいます。
そこで、手編みのレッグウォーマーを大切な人
にプレゼントしてみては?
レッグウォーマーって女性のイメージが強いで
すが、実は性別関係なく履いて寝ると体を冷や
さないので健康にも効果的です。
実際に筆者は男性ですが、冬になると必ず履い
て寝ます。笑
それに普段着を手編みするのは、作る側も着
る側も色んな意味で勇気がいりますよね。
でも、寝る前に履くレッグウォーマーなら多少
奇抜だうが形が崩れようが、機能的に果たして
いれば問題ないわけですからプレッシャーを感
じることも少ないでしょう。
それに作ってあげる事で「私はあなたのことを
大切に思っています。」ということが言わずと
も伝わる気がします。
異性、同性関わらず大切な人へ贈ってあげても
いいかもしれません。
ここでは棒針編みのレッグウォーマーについて
3つのポイントをあげます。これから始めよう
と思っている方に、参考にしていただければ幸
いです。
毛糸の選び方
毛糸の太さには「極細・合細・中細・合太・並
太・極太」と種類があります。
通常、並太を使うのがいいでしょう。
初心者でも一番編みやすいとされています。
あとは毛糸の素材です。
痒くなりやすい人もいるので、気を使ってあげた
いところですね。
毛糸の素材には「ウール、カシミア、アンゴラ、
キャメル、アクリル、ポリエステル、天然シル
ク、コットン、キュプラ」等があります。
人によって痒みを感じる材質は異なりますが、
一般的には繊維が細かい「カシミア」がオス
スメです。
その他の方法としては、洗うさいに柔軟剤を
使ったり、使う前に保湿クリームを塗る等の
方法があります。
棒針の種類
棒針の選びも重要です。
素材によって滑りや、手への負担が変わってきます。
棒針の素材
竹
一般的に使われている素材。
すべりが良く、しなりによる編みやすさが特徴
です。編みやすさ耐久性に優れています。
プラスチック
安価ですべりが良いのが特徴です。
太い針でも軽さがあるので、太い針を使いたい
方にはプラスチックをオススメします。
また、デザインが可愛いものも多いので楽しく
編むことができますよ。欠点としては耐久性が
弱いです。
金属
すべりが良く耐久性に優れています。
特に、細い針を使いたい方は金属がおすすめです。
針の太さ
日本企画では0号〜15号まで存在します。
ふんわり仕上げたいときは、針の号数を太くし、
逆に編み目をしっかりさせて、きつくしたいと
きは針の号数を下げます。
また尖っているのが片側のみのものと
両方尖っているものがありますが、レッグウォー
マーの場合は片側のみ尖っているもので問題ない
でしょう。
編み方と作り目
棒針の編み方にも「メリヤス編み、ガーター編み、
二目ゴム編み」等があります。編み方が違うと作
り目も変わってくるので注意しましょう。
- メリヤス編み:伸縮性がない
- ガーター編み:縦方向に伸縮性あり
- 二目ゴム編み:横方向に伸縮性あり
メリヤス編み、ガーター編みだけで編むと、
どうしてもずるずる下がって来てしまいます。
上下でゴム編みを施すか紐を通しましょう。
作り目の方法についても「指でかける作り目、
別鎖の作り目、共鎖の作り目」と色々あります。
- 指でかける作り目:作りやすく、伸縮性があり
薄く仕上がります。 - 別鎖の作り目:別糸で作った鎖目から目を拾う
方法で、作り目が緩みません。 - 共鎖の作り目:別糸で作った別鎖に対して同じ
糸で作った作りです。後の作り目の始末が不要です。
ここで紹介している動画では、かぎ針を使い
「鎖編み、細編み、長編み」と3種類の編み方
をミックスさせてかかと付きレッグウォーマー
を作っています。
但し、かぎ針は棒針に比べ伸縮性が出にくため、
伸縮性のあるレッグウォーマーを作りたい場合
は、棒針が向いています。
毎日履くものなので、耐久を保つためには
伸縮性は大事なポイントの一つです。
あと、意外と抜けるのが誰かに渡す場合に、
その方の足の太さです。
女性から男性へプレゼントする場合は、自分の
サイズ基準でやっちゃうと、入り口から入れな
い状況になります。
自分で履く場合は、履きながら作り進めていく
のがいいでしょう。
その上で、出来あがった後の毛糸への負担のか
かり方を想定して編み方を考えていくことが
ポイントとなります。
最後に、とにかく楽しくやることが一番です。
針の柄や毛糸の色など、自分が楽しくなるよ
うな工夫をすることで、失敗してもめげずに
続けることができます。
一つ一つ心を込めて
編み込んだ気持ちが相手に伝わればいいですね。
レッグウォーマーの編み方に関する記事