暑くなる頃に始まる梅仕事。
梅干しに梅酒、梅シロップと、旬の梅の実で
あれこれ手作りするのが毎年の楽しみ♫という方も
多いのではないでしょうか。
パンやヨーグルトと相性のいい
梅ジャムもぜひ作っておきたいところ。
食欲の出ない夏でもさわやかな酸味のジャムがあれば
ついついパンに手が伸びちゃいますよね!
梅ジャムの作り方はいろいろありますが、
梅を冷凍させて作る梅ジャムは
凍らせた梅ならでは美味しさがあるのです。
冷凍梅で作る梅ジャムについてご紹介します!
冷凍梅を使う良さとは?
冷凍させた梅は繊維が壊れやすい状態になります。
ジャムにするともろくなっていた梅の繊維が壊れ、
そのことによりきめ細かく口当たりのよい梅ジャムが
作れるようになります。
果肉の食感が残っている、粗さを残したジャムも
もちろん美味しいですが、なめらかなジャムが
お好みの方はぜひ冷凍梅でジャムを作ることをおすすめします!
また、凍らせた梅はいつでも時間のあるときに
調理ができるというのも嬉しいポイント。
ジャムはどうしても焦げにくいので、
調理の際は鍋から離れることができません。
なかなかまとまった時間のとれない方は、
冷凍させておくことで手のあくタイミングで
ジャム作りに取り組むことができますよ。
作り方
材料は梅の実1kgに対して砂糖800g~1kgです。
量はお好みで調節してください。
砂糖の量が多いほうが日持ちはするようになります。
- 梅の実は洗って爪楊枝などでヘタを取り、
ビニール袋や密閉袋などに入れて24時間以上冷凍庫で凍らせます。 - 次に梅の実と砂糖を煮詰めていきますが、
この時に使う鍋はホーローやガラス鍋など
酸に強いものを使うようにしてください。
- 鍋に凍ったままの梅の実と、砂糖の半量を火にかけます。
- 弱火~中火で、水分が出てくるまで煮詰めていきます。
- 梅の果肉が柔らかくなってきたら木べらなどで
果肉をほぐしていきます。 - 果肉がくずれたら種を取り除き、残りの砂糖を加えて
更に弱火~中火で煮詰めます。 - あくを取りつつ、焦げないように混ぜながらとろみが
でるまで15~20分ほど煮詰めます。 - ジャムは冷えると固まってくるので、
仕上がりはサラッとした状態で大丈夫です。 - あまり煮詰めすぎると
冷えた時に固くなりすぎてしまうので要注意! - 粗熱がとれたら
殺菌処理をしたビンに入れて冷蔵庫で保存してください。
未開封のものは1~2ヶ月ほど保存できます。
開封したものはできるだけ早く召し上がってくださいね。
梅ジュース・梅ジャム・梅酒・梅干しの作り方
より口当たりのよいなめらかなジャムを作りたい方は、
少し手間にはなりますが火にかけるまえに
梅の実を室温で半解凍し、包丁で剥ぐように皮をむいてください。
煮詰めて果肉が崩れてきたタイミングで
ザルなどで裏ごししてもOKです。
その際果肉は熱くなっているのでやけどには
十分に注意してくださいね!
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