梅の実が出回る時期になると
毎年梅干しを漬けたり梅シロップや梅酒を作ったりと
梅仕事とに取りかかるご家庭も多いのではないでしょうか?
毎年の恒例行事になっているという方も
いらっしゃるかもしれませんね。
本来ホワイトリカーを用いて
作られることの多い梅酒ですが、
ウイスキーでも梅酒が作れることをご存知でしたか?
いつもとはちょっと違う梅酒に挑戦してみたいという方、
今年はウイスキー梅酒に
チャレンジしてみるのはいかがでしょうか!
ウイスキーならではの良さと作り方について
ご紹介していきます。
ウイスキーを使う良さとは?
ホワイトリカーを使った一般的な梅酒は
梅本来の持つ味が強く出るのに対して
ウイスキーを使った場合は
ウイスキーの風味の中に梅の香りが漂うような味わいになります。
コクのある味わいもウイスキーならではの特徴です。
ウイスキーが好きな方はもちろん、
いただきものウイスキーがあるけれど
普段は飲まないし・・・という方にもおすすめです。
ウイスキーベースの梅酒はほとんど市販されていないので、
自分で漬ければ他にない味わいを楽しむことができます。
自分だけの味というのが嬉しいですね!
作り方
基本的に作り方は通常の梅酒と同じように作ります。
下準備:水でよく洗った青梅を
2~5時間ほど水につけてあく抜きをします。
- 水気をよく拭き取り、
ヘタの部分を楊枝などで1つずつ取り除いておきます。 - 保存容器は洗剤でよく洗い、お湯で熱湯消毒をしておきます。
※日光にあててよく乾かしてください。
※気になる方はさらにアルコールで瓶を拭いておくと安心です。 - 保存する瓶に梅と氷砂糖を交互に入れ、
そっとウイスキーを注ぎ入れます。
分量はお好みですが、ウイスキー1本(700ml)に対して
梅500~600g、氷砂糖100~150g程度が目安です。
氷砂糖の量はお好みで調節してください。 - フタを閉めればこれで作業は完了。
あとは冷暗所に置いて美味しく浸かるのを待つだけです!
砂糖が均等に混ざるように、
時々瓶を軽く揺するようにしてください。
【ウィスキー】梅酒作ってみた【スピリタス】
1ヶ月漬ければ飲むことができるようになりますが、
飲み頃は漬けてから半年後くらい。
1年ほど置くと味に深みが出て美味しさが増すと言われています。
少しずつ飲みながら
味の変化を楽しんで見るのもいいですね。
漬けてから1年ほどで
梅の成分は抽出されてしまうので、
1年ほど漬けたら梅の実は取り出してしまって構いません。
そこから
さらに2年、3年と熟成させることで
まろやかな味わいへと変わっていきます。
ただし
きちんと殺菌処理が出来ていないと
長期間の保存は難しいので、
作り慣れていないうちは
早めに飲みきってしまうことをおすすめします。
毎年分量や漬ける期間を変えて、
ベストなウイスキー梅酒を模索してみるのも楽しそうですね!
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リンク:「美味しい梅酒の作り方特集と体に良い知られざる効能を紹介!!」
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