最近ようやく
一般的に知られてくるようになった発達障害とは、
見極めるのが難しい障害ばかりです。
また幼少期から症状がみられることも多いので、
親は自分たちの育児がおかしいのかと
不安になってしまうことも多いのですが、
決してそんなことはありません。
発達障害は
脳の発達が通常とは異なるために起こる障害だからです。
親が悩んでしまうように、
発達障害が現れたお子さんは
障害に苦しんでいる場合が多いのです。
なるべく早くに発見してあげて、
子供が持つ発達障害を少しでも乗り越えていく
最善の策を探る必要があるようです。
発達障害の子供に見られる特徴とは？
発達障害とは生まれつきの特性のことを指し、
自閉症、アスペルガー症候群、注意欠如、多動性障害(ADHD)、
学習障害、チック障害などの総称です。
生まれつき脳に障害があるという点が共通しています。
同じ人がいくつかの障害を持っているケースも多いため、
一人一人症状は違ってくるようです。
ではどのように発達障害であるかどうかを
判断すると良いのでしょうか？
発達障害かどうかを調べる方法は？
発達障害かどうかを調べるには子供の症状を見る必要があります。
ごっこ遊びをしない
発達障害を持つ子供は
物事の流れを把握することは得意ではありません。
ぬいぐるみ相手に食事をさせたり、お医者さんごっこをする
というような遊びができないようです。
またこのごっこ遊びを他人と共有し、
発展させていくことも苦手なようです。
指さしをしない
子供はまだ言葉が話せない場合、
コミュニケーションとして指さしを行うことが多いです。
自我は芽生えたが、
伝えられない時に何かをとってほしかったら指差しをしますよね？
しかし
発達障害の子供はこの指さしをしないようです。
つま先立ちをする
発達障害がある場合、
つま先立ちをすることが良くあるそうです。
つま先立ちで、自分の足を理解するなど
体の一部の動きで自分を確認するということがあるようです。
概念を理解できない
発達障害の子供は概念を理解できないといわれています。
ボールが描かれた皿があると、
皿の上に料理が乗っていてもそれはボールだと考えてしまうようです。
話し出すときは固有名詞から
言葉を話し出すときに、普通なら全体を把握し、
それを細分化していく作業となるようです。
しかし発達障害の場合はこれが反対なのです。
おやつが欲しい場合、まず「おやつ」と言うのではなく、
「チョコ」「クッキー」と固有名詞を出すそうです。
二次障害とは？
二次障害には不安障害、躁うつ、うつ、人格障害、
愛着障害などがあるようです。
二次障害がつらい場合は
先にそちらの対応をした方が良いようです。
二次障害の詳細はこちら
「発達障害の子供に見られる二次障害とは？理解ある対応で二次障害を無くそう！！」
どの様な環境で育てるのがいいのか？
発達障害は
適切な対応によって改善する可能性がある障害です。
もし自分の子供が少し変わっているのかな？と思うなら、
注意してみてあげましょう。
障害によってどのような環境が良いかは異なってきますが、
まずは医師に相談してどのような障害があるか、
そしてどのように対応していくのかをきちんと対応する必要があります。
自分の子供はなんでもないと信じたいものです。
しかし、その考えのせいで
子供は一生苦しむことになるかもしれません。
自分の子供に
一番良い生活環境を整えてあげることが必要です。