役立つ情報サイト

Japan Treasure Media search

パーキンソン病の初期症状と治療方法

投稿日:

 

パーキンソン病についてご存知ですか?

 

テレビなどで病名は聞いたことがあっても

詳しくは知らないという人も多いのではないでしょうか?

確かにイメージばかりが強い病気ですよね。

 

パーキンソン病とは?

image001

パーキンソン病とは

脳内の神経伝達物質であるドーパミンが不足してしまい、

体の色々な部分に障害が現れる病気です。

 

具体的には

姿勢の維持運動の速度を調節したりすることができなくなります。

 

パーキンソン病になる原因とは?

image003

パーキンソン病の原因はまだ特定されていません。

脳の黒質という部分の細胞が減少していき、

それが原因で

ドーパミンの分泌が少なくなるといわれています。

 

ですが

なぜこの黒質の細胞が減少してしまうのかは

解明されていないのです。

そのためパーキンソン病は難病指定されています。

 

 

初期症状は?

まず初めに気が付く症状は手の震えです。

これはパーキンソン病の症状としては一番わかりやすい症状です。

 

何もしていない状態でじっとしているのに

震えだしてしまうのがパーキンソン病の特徴です。

 

最初は片手から始まりますが、

徐々に両方の手足へと病気は進行していくのです。

 

 

末期症状は?

末期になると

言語障害、認知症、寝たきりという症状になります。

 

言語障害は

ボソボソと小さい声で話したり、

早口になってしまったり、

どもってしまうなど、

自分の思い通りに話すことができない状態になります。

 

また

唾液が口内にたまりやすくもなります。

 

認知症は

脳の神経細胞が衰えることで

認知症が発症することもあります。

 

パーキンソン病を患っている人は

他の人よりも5~6倍の確率で認知症になってしまうようです。

 

寝たきりと言うのは、

運動の調節が出来なくなってしまい、

歩行が難しくなります。

 

この状態になると自力歩行は難しく、

基本的にはベッドでの生活となってしまいます。

 

 

治療方法

image003

パーキンソン病の治療方法は3つあります。

薬物治療手術遺伝子治療です。

 

薬物治療はドーパミンを薬で補うことで、

現在の生活の質を落とさないようにするための治療法です。

 

早期の治療であれば、

かなり良い状態で日々生活できるようになります。

 

手術も

パーキンソン病を完治させるものではありません。

薬物治療と併用して治療を行っていくものです。

 

脳内に電極を埋め込んだりして、

電気刺激を与えることで治療を行っていきます。

 

遺伝子治療とは最新の治療技術です。

薬物治療を長期で行っていくと、

薬をドーパミンに変換する酵素が減ってしまい、

薬を飲んでも変換されなくなってくるのですが、

この酵素を含んだ細胞を脳に注入することで

症状の改善をはかるという治療です。

 

パーキンソン病はいまだに謎の多い病気であり、

難病ですが、早期発見できれば薬などで

かなり状態が維持できるようになっています。

 

不安を感じるようなことがあれば

すぐに病院で相談してみましょう。

 

-健康, 病気

Copyright© Japan Treasure Media search , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.